グラベルレースではエアロバーは禁止?2022アンバウンド・グラベルにおけるエアロバー禁止についての議論

先日開催された世界的グラベルレースの1つ、アンバウンド・グラベル。

それがどのようなレースなのか、2021年のハイライト動画を見てほしい。

そして今回2022年大会が行われたわけだが、そこで参加者が使うハンドルについてちょっとした議論が沸き起こっている。

それは、平地の巡航速度をあげるためのエアロバー(TTバー)は禁止すべきかのではないかという議論だ。

情報源:Aero bars in gravel – ‘Gentleman’s agreement’ is not enough

なぜエアロバーが問題なっているのかといえば、ただでさえグラベルレースは路面が路面だけにバランスを崩して落車しやすいうえに、なおさら操作性が下がるエアロバーは落車事故の危険を増やすからだ。

個人でずっと単独で走る場合ならば何が起きても自業自得でしかないが、グラベルレースといえどガチ勢は先頭を集団で爆走する。そのため周囲への配慮が必要。しかしエアロバーの使用は落車リスクを増やすため、集団走行ということを考えると禁止すべきなのではないかという安全面からの議論が沸き起こっているらしい。

この点、今回のアンバウンド・グラベルではあくまで紳士協定として使用しないという合意があったようだ。ただ紳士協定でしかないため、結局は参加個人の判断に委ねられた形だが、どうやら男女の間でもエアロバー使用の是非について意識の差があったようだ。

男子部門ではそうした議論がそれなりの規模で存在し、問題意識が多くの参加者に共有されていたようだが、女子部門ではそうした紳士協定の広がりは男子ほどではなかったようだ。

この点で女子の有力選手の一人は、紳士協定ではなく主催者側が正式なルールとしてエアロバーの使用可能か禁止かを決めるべきではないかと主張。紳士協定では参加者全員に問題意識が共有されず、実効性に欠けるという考えだ。

こうしたこれまでの議論を踏まえると、ひょっとしたら来年から正式に使用禁止となる可能性はある。

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