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カスパー・アスグリーンが休止へ。慢性疲労症候群に苦しむ

カスパー・アスグリーンが慢性疲労症候群によりレース活動休止へ。今年はもうレースに出場しない方針。

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クイックステップのデンマーク人選手で、昨年のロンド・ファン・フランデレンの優勝者のカスパー・アスグリーン(Kasper Asgreen)が、今後のレース活動をやめることになった。本人のインスタでの発表を見て欲しい。

これによるとアスグリーンは、チームの医療班とも相談して今年はもうレースをしないという決定を下した。原因は慢性疲労症候群だ。

慢性疲労症候群とは厚生労働省「CFS研究班ホームページ」」によると、

慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome: CFS)とは、これまで健康に生活していた人がある日突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ、それ以降強度の疲労感と共に、微熱、頭痛、筋肉痛、脱力感や、思考力の障害、抑うつ等の精神神経症状などが長期にわたって続くため、健全な社会生活が送れなくなるという病気です

という病気で、単に「疲れた」とか「疲れがとれない」という一般的な慢性疲労とは全く異なるもののようだ。

アスグリーンは今年、ツール・ド・フランス前にツール・ド・スイスに出場するも落車して第4ステージをDNS。その後はツールに出場するためトレーニングを続行し、母国デンマークでスタートした今年のツールにも出場することに成功していた。しかし、そのツールも第9ステージをDNS。

おそらくツール出場のためにかなり無理していたのではないだろうか。心身ともに酷使したことで慢性疲労症候群を引き起こした可能性がある?

アスグリーンもまだ27歳という若さなのでまだまだこれからの選手。さきほどはトム・デュムラン(Tom Dumoulin)の昨日(本日?)をもっての引退の記事を書いたわけだが、アスグリーンも慢性疲労症候群から回復できないまま引退とかにならないよう、まずはしっかりと休んで充電してほしい。

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piginwired
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