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ロードレースとロードバイク

ログリッチ「なぜツールで勝てないのかわからない」

いまもプリモシュ・ログリッチはツール優勝に自信。だが競争激化と肩の回復といった要素が彼を待ち受ける。

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ブエルタ・ア・エスパーニャで3年連続優勝、東京五輪個人TTでは金メダル、モニュメントのリエージュも優勝など大きな勝利を挙げ続けているプリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)。そんな彼がどうしても勝ちたいのに勝てないがツール・ド・フランスだ。

プリモシュ・ログリッチとこれまでのツール・ド・フランス

ログリッチのツールでの過去の結果は次のようになる。

  • 2017:ツール初出場。山岳賞2位、総合38位。
  • 2018:総合4位
  • 2019:不参戦
  • 2020:総合2位、山岳賞2位
  • 2021:第8ステージでリタイア
  • 2022:第14ステージでリタイア

このようにここ2年は落車で途中リタイアとなっている。

ツール制覇の野望は不滅

情報源:Roglic riparte. Primo obiettivo: essere pronto per il ritiro

すでに33歳となっているログリッチだが、まだツール・ド・フランス優勝という夢を負い続けることを明言する。曰く「内なる炎が消えない限り、挑戦し続ける」。

そして記者から「まだツールで勝てると思っているのか?」と質問され、「勝てない理由なんてないやろ」と自身の能力についての確信と強い意欲をあらわにする。

ただ来年のグランツールについてはツールで雪辱を狙うタデイ・ポガチャル&さらにチーム力を増したチームUAE、ツールに帰ってくるであろうイネオスのエガン・ベルナル、チーム内最大のライバルであるヨナス・ヴィンゲゴー、そしてジロではレムコ・エヴェネプール(まだ未定だが)という超強力なライバル陣と戦うことになると思われる。

またこのシーズンオフに脱臼グセがついている(?)肩を手術したわけだが、その完全回復がいつになるのかはまだ不確かだということだ。今は短いライドを重ねて様子を見ている段階。今後再び診察を受けて、完全なトレーニングができるのかを判断するとのこと。

一方で、来年のグランツールについてはツールとジロがすでにその全ルートを発表しているが、ジロは個人TTの比重がとても高い大会となる。そのため個人TTに強いログリッチならばジロに出場するほうが優勝を狙いやすい。ただそのジロについても、肩のことも含めて「ジロに間に合うかどうかもまだわからない」と話す。

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piginwired
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