ついにApple Watchがサイコンを殺すのか?watchOS 10でパワーメーターやケイデンスなどのセンサーと接続可能に
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昨日Appleが開発者向け発表会イベントで様々な新製品を発表した。個人的には15インチMacBookAirが気になるが、その中でApple WatchについてそのOSがwatchOS 10へとアップデートされることが発表された。それによりこれまでのApple Watchとは全く別物のガジェットへと進化することになる。
Apple日本公式:Apple Watchのマイルストーンとなるアップデート、watchOS 10が登場
このwatchOS 10へのアップデートにより、サイクリング機能が大幅に強化される。最も注目されるのは上の公式ページにおける次の部分だ。
Apple Watchは、パワーメーター、スピードセンサー、ケイデンスセンサーなどのBluetooth対応のサイクリングアクセサリに自動的に接続できるようになります。これにより、サイクリングパワー(ワット)やケイデンス(RPM)などのまったく新しい指標と、パワーゾーンなどのワークアウト表示が追加されます。Bluetooth接続は、屋内と屋外のサイクリングワークアウトとGymKitに対応しています。
太字は🐷による編集
Apple Watchのセンサーデータと接続されたパワーメーターを組み合わせた新しいアルゴリズムにより、理論上1時間継続できるサイクリング強度の最大レベルを示す、機能的作業しきい値パワー(FTP)を推定することができます。FTPを使用して、Apple Watchはパーソナライズされたパワーゾーンを算出し、現在のゾーンを簡単に確認したり、それぞれのゾーン内の時間を記録したりできるようにします。これは、パフォーマンスを向上させるためによく使われる効果的な方法です。
パワーメーターなどの各種センサーとBluetoothでペアリング(接続・連携)させることが可能となったのだ。もちろんWahoo Kickr、GarminのTacXなどのスマートトレーナーとも連携もサポートされる。さらにApple Watch自体がFTPを計算するようになる。Stravaなどの各種トレーニングアプリもこのwatchOS 10での機能に対応していれば当然それらのアプリとも連携できる。
もちろん画面の見やすさという点ではGarminのEdgeシリーズのようにサイコンに特化した専用品にはかなわない。だが、Suuntoのスポーツ用GPSウォッチを使う🐷のように腕時計型サイコンを使う自転車乗りにとっては、「もうApple Watchだけでいいんじゃない?」とも思えるアップデートかもしれない。もちろん用途によって使い分けるのもありだが、「それならいっそApple Watchを2つ買って使い分ける・・・?」と考える人もいるかもしれない。
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そういえば、最近豚氏ぜんぜんズイフトやってないやん
ローラーには30分でもちょこちょこ乗ってるブヒ。ただ記録をアップロード/公開してないだけブヒね。
こんな感じ。