レムコ「親父もルフェーブルも黙れ」

先日このブログで、レムコ・エヴェネプール（Remco Evenepoel）の父とスーダル・クイックステップのボスのパトリック・ルフェーブルとがメディアを通じて、レムコの将来についてお互いに相手にプレッシャーをかける攻撃を応酬しているネタを紹介した。次の記事がそれだ。

内容を簡単にまとめると、

レムコ父「クイックステップは息子のために本気でチームを補強する意志があるんか？ないなら契約途中解除で移籍させるぞ」

ルフェーブル「は？契約途中解除なら法廷闘争で、スポンサーも巻き込んで違約金や損害賠償請求すんぞ」

というものだ。

だがそんな二人の醜い言い争いに巻き込まれて一番迷惑しているのがレムコ・エヴェネプール本人であることは間違いない。今回レムコはメディアの取材に対して、「頼むから、両方とも静かにしてくれ」と素直な気持ちを述べる。

情報源：Remco Evenepoel kapt transfersoap af: “Zowel mijn papa als Patrick zou beter zwijgen”

レムコは今回ベルギーメディアのSprozaの取材に対して、「もうみんな静かにしてくれ。パパとルフェーブルも黙ったほうがええ」と主張。

レムコは先日の世界選手権ロードレースでは残念ながらアルカンシェルを守ることはできなかったが、それでも金曜日にはまた個人タイムトライアルに出場予定。それに向けて集中したいのに、レムコの頭を飛び越えたところで父親とチームのボスがやりあっていて、そしてそれについてメディアから質問されるわけで。「みんな黙ってろ」というのがレムコの正直は気持ちだろう。

🐷「わかるー↑」