ポガチャルvsログリッチvsレムコ！2023イル・ロンバルディアの感想・結果・ハイライト動画

ポガチャル、ログリッチ、レムコ、現役最後のティボー・ピノ、ジュリアン・アラフィリップなどなど豪華メンバーが揃った年間最後のモニュメント、イル・ロンバルディア。ツール・ド・フランスで悔しい結果となったポガチャルは、2021年、2022年と連続優勝している大会でもある。

しかしポガチャルはツール後はレースをせず、先日のジロ・デッレミリア(Giro dell’Emilia)でレース復帰したばかり。そのレースではログリッチに最後にやられた。はたしてこのロンバルディアに向けてどれだけ仕上げられてきたのか？

2023年のコース

こちらの記事でチェックしてほしい。昨年とは大きく異なるが、2021年のコースとだいたい同じだ。そして2021年に優勝したのもタデイ・ポガチャル（Tadej Pogačar）。

感想・ハイライト

序盤でレムコ落車！

レース序盤でレムコ・エヴェネプール（Remco Evenepoel）が落車する。鎖骨骨折などの重傷は免れたものの、左肘の負傷などを負う。このあと無事にレースに復帰し、スーダル・クイックステップ（SoudalｰQuickStep）の面々とプロトン前線で走り続ける。

残り40km：レムコ遅れる！

優勝候補と思われたレムコ・エヴェネプールだがやはり落車の影響か、大きな登りとしてはこの日最後のパッソ・ディ・ガンダで大きく遅れてしまう。

残り33km！ポガチャルいったあああああああ

残り33km。大きな登りとして最後のパッソ・ディ・ガンダ。その途中でリモシュ・ログリッチらの追走集団からポガチャルがアタック！先行しているチームメイトのアダム・イエーツと合流すべく加速。これについていったのがアレクサンドル・ウラソフ（Aleksandr Vlasov）だけ。ログリッチは反応せず！

このウラソフ＆ポガチャル（ウラチャル）のコンビはハイペースで逃げ続けるが、追走集団も諦めずに差を少しずつ詰めていく。その追走集団からログリッチが追いついたところで下りへ。ここでログリッチに対してポガチャルがカウンター！？単独で下りで飛び出し、ログリッチや追走集団から差をつけ始める。登りと下り両方を使っての攻撃！

そしてそのポガチャルをアシストするのがアダム・イエーツだ。一度遅れながらもログリッチらの追走集団に追いつき、そこでポガチャルのために追走集団の協調を乱す働き。地味だがポガチャルにとっては心強いサポートだ。そのおかげでポガチャルは少しずつ追走とタイム差を広げていく。

(‘A`)･･･

残り3km！王の帰還を大歓声が迎える！

ポガチャル、ハットトリック完成！

レース全体のハイライト動画

結果（トップ10）