Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
昨年にワールドチームからProTeamへと降格となったロット・デスティニー(Lotto-Dstny)。だがそのエースだったトップスプリンターのカレブ・ユアン(Caleb Ewan)が今年のツール・ド・フランスでのエースらしからぬ振る舞いによりまるでチームから追放というような形でジェイコ・アルウラー(Jayco-AlUla)へ移籍する。これらについては次の過去記事をどうぞ。
一見すると大黒柱を失ったようにも見えるが、誰もが知る通りユアンの代わりにエースとなれるトップスプリンターがいる。それが21歳のベルギー人アルノー・デ・リー(Arnaud De Lie)だ。今年は二桁勝利の10勝をマーク(ポイント賞や新人賞などは除外)し、その名前を世界に轟かせた。
そんな彼は当然これまでデ・リーはグランツールに出場したことはない。そこで周囲が期待するのはやはり、来年のツール・ド・フランスにデビューするのか?ということだ。
そんな彼のツール・ド・フランス出場についてチーム側の考えが情報源記事で紹介されている。
情報源:“THE TOUR DE FRANCE REMAINS A SERIOUS OPTION” – COULD ARNAUD DE LIE MAKE GRAND TOUR DEBUT IN 2024?
それによると、チームは、来年の2024ツール・ド・フランスのコースの全貌が明らかになってから彼が来年にツール・ド・フランスに出場するかを判断する、という方針だ。コース次第という感じか。つまり来年のツール・ド・フランスデビューは可能性としては十分ありえるし、コースさえ良ければ出場させるつもりだということ。
ただチームとしては仮に来年のツールでデビューさせたとしても、性急に結果を求めるということはしないだろう。やはりまだ21歳という若さ。これからずっとチームを支えて貰わなければならない。まずは3週間ほぼ毎日走り続けるグランツール、特にツール・ド・フランスがどういうものなのかをしっかりと経験させることが第1目標なのではないか。
それに加えてグランツールではスプリンターでも超難関山岳をグルペットで制限時間内にゴールしなければならない。しかも連日。それをデ・リーがこなせるのか。そうした適正・可能性も見極め、将来の課題を見つけるのも目的となるだろう。