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来年の2024ツール・ド・フランスは6月29日から7月21日(日)までだが、その後7月26日から8月11日までパリ五輪が開催される。
そこで問題となるのがツール・ド・フランスを完走したうえでパリ五輪にいくのか、ツールは捨てる、または途中でリタイアするのかの判断だ。
情報源:Van der Poel could solve Olympics puzzle with Tour de France exit after gravel stage
まずパリ五輪におけるロードレースの日程は、
そしてMTBのクロスカントリーの日程が、
となっている。
MTBのほうが少し早い。
来年のツール・ド・フランスでもマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)は大注目となるのは間違いない。なにせロードレースの世界チャンピオンでもある。チームとしてもツール側としてもアルカンシェルジャージの参加はメディア戦略という観点からも非常に重要なものとなる。
そしてチーム側はマチューに対して、エーススプリンターであるヤスパー・フィリプセン(JasperPhilipsen)の最終発射台としての役割とともに、グラベルが登場する第9ステージなどでステージ優勝を狙うことも期待している。
一方でマチューはパリ五輪のロードレースとMTBに出場することを狙っている。だが上述のようにパリ五輪MTBは7/29。ツール最終日は7/21。その間はたった8日。
そこでマチューの母国オランダのMTB代表チームのコーチは、「ツールを最終日まで走るのはマチューにとって理想とは言えない」と話す。
同コーチは、「たとえばグラベル区間が登場するツール第9ステージまでは走り、そしてツールをリタイアすることも考えられる」と続ける
また「パリ五輪でMTBとロードレースの両方で勝利を狙うのはマチューにとって実現可能」とも。
まだ現時点でマチュー本人から来年のツールとパリ五輪の調整をどのようにするのかは発表がされていないが、たしかにこのコーチの言う第9ステージ後にリタイアという可能性はあるだろう。