ダビ・デ・ラ・クルスのQ36.5移籍が発表

今年はアスタナ（Astana Qazaqstan）で走っていた34歳のスペイン人クライマー、ダビ・デ・ラ・クルス（David de la Cruz）がスイスのProTeam、Q36.5 Pro Cycling Teamへ移籍する。Q36.5のX投稿をどうぞ。

ダビ・デ・ラ・クルスはこれまで11年のプロキャリアを持ち、パリ～ニースやブエルタ・ア・エスパーニャなどで5度のステージ優勝を挙げている。またグランツールには17回もの出場経験を持ち、ブエルタでは綜合7位フィニッシュが3度。

今年はツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャに出場したが、ともに途中DNSという残念な結果となっている。

プロデビューは2012年で当時プロコンチネンタルチームだったカハルラル（Caja Rural）で、その後2015年にクイックステップ（Etixx – Quick Step）。そしてチームSky、UAE-TeamEmirates、2022年からアスタナだった。

デ・ラ・クルスは今回の移籍について、

“This is a team that really motivates me, and I know I will get many opportunities. It’s backed by some amazing sponsors and has high-level equipment, so I know it’s the right environment for me to perform better than I did in the last couple of seasons. I’ve raced for some of the best pro teams in the world and think I can bring a great deal of experience to Q36.5 Pro Cycling Team. I’m committed to working hard to help the team take a step up. Moreover, I’m super motivated to take on a different race schedule and explore some new races,” 

チーム公式ページ：Q36.5 Pro Cycling Team welcomes David de la Cruz

訳「Q36.5は自分にとってすばらしいチームで、多くの活躍のチャンスが得られると思っている。すばらしいスポンサーとハイレベルな機材が揃うチームなので、自分にとってぴったりの環境。ここ数年よりも来年は活躍できる気がしている。世界最高峰のチームでも走ってきた経験があり、その経験をチームの役に立てられると思う。積極的に献身しチームの成長を実現させたい。そして特に楽しみなのがこれまでとは異なるレース活動になったり、新しいレースに出場できたりすること」

またQ36.5側もベテランとしての経験をチームに与えてくれること、そして特にクライマーとしての高い能力を発揮しステージレーサーとして勝利に貢献してくれることを期待していると話す。

なお契約は1年で、2024年いっぱいまで。