米国ではGCNのロードレース配信サービスはMaxへ移行
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今月19日でこれまでロードレース、シクロクロス、トラック競技など幅広くそのレース映像を配信していたGCNの配信サービスが終わる。それはGCNの親会社ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーによる事業再編といった計画の一環によるものだ。
それは突然の知らせだっただけに全世界のファンが狼狽したものだが、アメリカではMaxというスポーツ配信サービスがGCNの後を継ぐようだ。
情報源:GCN+ Cycling Is Moving to the Max Streaming Service. Be Prepared to Pay a Lot More.
アメリカ市場ではGCNからMaxへ
配信されるレースも基本的にはGCNのこれまでのコンテンツと同様で、ジロ・デ・イタリア、E3 サクソバンクやクールネ・ブリュッセル・クールネなどのクラシック、女子ワールドツアー、UCIマウンテンバイクのワールドシリーズ、UCIトラック競技のチャンピオンズ・リーグなどなどだ。
またやはりこれもGCN時代と同様に、レース前とレース後の分析番組「The Breakaway」も放送される予定とのこと。
跳ね上がるサブスクリプション価格
ただ決定的にGCN時代と異なるのが価格だ。
Maxのサブスクリプション価格は月額$9.95~となっている。約1400円~。年間契約だと$99.99~。約1万4300円~。
だがロードレースを見るには、そのMaxの通常のサブスクリプション契約だけでは足りず、他にB/R Sports Add-onというサブスクリプションにも契約しなければならないとのこと。
このB/R Sports Add-onの価格は広告なしで無制限に見られるコースだと月額で$9.95。約1400。
それゆえ広告なしで満足に楽しむためには、両サブスクリプションをあわせて月額だと最低2800円ぐらいはかかるということになる。GCN時代の約4倍のコストが必要となる。