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ロードレースとロードバイク

Lotto-Dstnyのアンドレアス・クロンがVismaへ移籍していた可能性があったことが明らかに

チーム・ヴィズマ・リースアバイクが、ロット・デスティニーのアンドレアス・クロンを引き抜こうとしていた

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プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)移籍やキアン・アイデブルックス(Cian Uijtdebroeks)の二重契約問題など昨年の移籍市場でもいろいろ大きなニュースがあったが、今回、チーム・ヴィズマ・リースアバイクがロット・デスティニーで走るアンドレアス・クロン(Andreas Kron)をその契約途中で引き抜こうとしていたことが明らかになった。

情報源:Lotto-Dstny claim Visma attempted to sign under-contract Andreas Kron

アンドレアス・クロンは25歳のデンマーク人。昨年のブエルタ・ア・エスパーニャでは第2ステージでステージ優勝。もちろん初めてのグランツールでの勝利だ。そのブエルタでも他にも3位入賞など複数。昨年はそれ以外でも、ストラーデ・ビアンケで10位、アムステル・ゴールド・レースで4位など目立った印象を残したシーズンだった。

そんな彼についてロット・デスティニーのCEOは、チーム・ヴィズマ・リースアバイクがまだロット・デスティニーとの契約が残っている(2024年まで)にもかかわらず、契約を途中解除させて引き抜こうとしていたと明らかにする。

ただヴィズマ側が言うには、「クロンとロット・デスティニーとの契約には、契約途中で他チームへ移籍できるとの条項があった」とのこと。そのためその要件を満たせば別にルール違反にはならず、法律上は問題がない。

だが実際にはクロンはその条項を使うことなく、契約の途中解除は現実化しなかったためヴィズマは手を引いたとのこと。

ロット・デスティニーのCEOは、「ロードレースビジネスにはどんどん選手の代理人が跋扈することが多くなっている。一部には選手らをカモにして稼ぐ輩もいる」、「キアン・アイデブルックスの件は自転車界にとてもマイナス」と語る。

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