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Movistarのボスのエウゼビオ・ウンスエ(Eusebio Unzué)が、ツール・ド・フランスのレース中に選手交代システムを導入してもいいのでは?と提案している。
情報源:Game Changer or Unfair Advantage: Should Teams Be Allowed to Replace Riders at the Tour de France?
🇪🇸 Eusebio Unzué, Movistar team manager
— Domestique (@Domestique___) February 6, 2024
🗣️ "Why not allow substitutes when a rider is forced to abandon a Grand Tour during the first week? All teams prepare 10-12 riders for a Grand Tour, so you still got 2 or 3 of them at home."
(L'Équipe) pic.twitter.com/7XNzLlmCpi
フランスのルキップ(L’Equipe)紙上でエウゼビオ・ウンスエは、ツール・ド・フランスの第1週目だけに限定して、
などの制度改革を提案する。
たしかに近年のツール・ド・フランスなどは落車が毎日のように頻繁に起き、毎日誰かが怪我をしてツールからリタイアしているような感じがある。その落車やリタイアについての統計データがあるわけではないが、20~30年以上前と比べて落車が増えている気がする。
本当に落車リスクが増えているのならば、そうした現代的事情にあわせてツール・ド・フランスのルール改革も進めていくべきではあるだろうか。
また、あるチームからいきなり落車で複数人のけが人が出ればその時点でチーム力は大幅減だ。特に総合系チームならば一気に当初のチーム戦略と目的が崩壊して、その時点でそのチームのツールは終わりとなりかねない。それは見ているファンからしても、興ざめとなるのではないか。
ならば選手交代を認めて8人を維持できるほうがツールの面白さも維持できると考えることもできようか。
今回のエウゼビオ・ウンスエの提案はあくまで負傷した選手・病気になった選手という医学的根拠が明確にある選手についてだけ交代を認めるという提案であって、単に調子が悪いというだけで交代を認めるものではない。
ただ非常に悪どい考えをすれば、レース中の落車による怪我はともかく、病気についてはチームドクターがチーム首脳陣からの指示で調子が悪い選手に対してテキトーな病名をでっちあげ、そして病気扱いにして選手交代させるという汚い作戦も机上では考えうる。
仮にこれが導入されたとして、いざ交代させられる側となった選手は、交代させたチームに対してどのような気持ちを抱くだろうか。そして選手間の空気はどうなるだろう。チームバスの雰囲気は?
メリットとデメリットがいろいろ考えられるだろうが、さてみなさんの考えは?賛成?反対?