ポガチャルもフックレスリムとショートクランクを使用。2024ストラーデ・ビアンケのバイクセッティングと使用機材について

モニュメントに並ぶ人気と唯一無二の美しさを持つワンデイレースのストラーデ・ビアンケ。この前の土曜日に行われた2024年大会では、タデイ・ポガチャル（Tadej Pogačar）が伝説となる81kmの独走により優勝。ロードレース界に新たなポガチャル伝説を刻み込んだ。

そのポガチャルが2024ストラーデ・ビアンケで使ったタイヤやホイールなどはどのようなものだったのか？最近議論が白熱するフックレスリムを使っていたのか？下の情報源記事ではまさにポガチャルが使ったバイクのスペックについてまとめられている。

情報源：La Colnago V4Rs di Pogačar per la Strade Bianche 2024: pressioni basse, pedivelle cortissime

この情報源記事の内容を、特に気になる部分だけを簡単にまとめると次のようになる。

• バイク：Conlnago V4Rs（サイズ48.5。ポガチャルの身長は176cm。これについては過去記事「ポガチャルのフレームサイズは485？ポガチャルのコルナゴV4Rsについて」でも紹介）
• クランク長：165mm
• サドルセッティング：極端に前乗りというセッティングではなさそう
• ホイール：EnveのフックレスリムホイールのSES 4.5（内幅25mm、外幅32mm）
• タイヤ：Continental Grand Prix 5000S TR（チューブレス・レディ） 30mm（グラベルがあるため同TTではなく、未舗装路に強くより頑丈なTRを使用か）
• 空気圧：前3.3bar、後3.5bar（事前のチームからの発表）
• フロントリング：Shimano Dura-Ace R9200 54-40T
• スプロケ：Shimano Dura-Ace CS-R9200 11-34T（普段ポガチャルが使っているレンジ）

このようにポガチャルも今話題のフックレスリム、それに幅広タイヤで空気圧3.3barという低圧セッティング。そして身長180cm未満ならばショートクランクの時代がやってきたのか？