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今年のティレーノ~アドリアティコ(Tirreno Adriatico)の個人タイムトライアルにおいて、世界中に物議を醸したチーム・ヴィズマ・リースアバイクが使用したあのクソダサ独特なデザインのTT用ヘルメットだ。
ダースベイダースタイルか。ジェダイ(UCI)上層部から危険視されそう。 https://t.co/onXGOqUAwB
— バイクニュースマグ@ワイアードの豚 (@BikeNewsMag) March 4, 2024
Giroと同チームが共同開発したもので、AEROHEAD Ⅱと製品だ。それに関して次の過去記事を再び読んでほしい。
このヘルメットについては、この過去記事でも書いたようにUCIルール的には合法で、そもそもUCIは昨冬の時点でこれを承認していた。しかし、だからといって現行ルール内で好き放題やればいいというものでもなく、やはり落車時の安全性も重要との観点からUCIが調査すると発表していた。
だがどうやらUCIも「OK」という判断となったようだ。ベルギー紙Sporzaが次のように報じる。
情報源:UCI zet het licht op groen voor de omstreden tijdrithelmen van Visma-Lease a Bike
このSporza報道によると、UCIは2025年1月17日まではこのヘルメットを有効だと認めたようだ。
なぜその有効期限が決められているのかというと、UCIルールのARTICLE 1.3.007においては、自転車のすべてのパーツは、それらがレースで最初に使用された時点から 9 ヶ月後には、なんらかの形で一般の流通市場で一般の消費者が購入可能でなければならないというような内容が定められているからだ。