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ロードレース2024ジロ・デ・イタリア第19ステージ

30km独走!2024ジロ・デ・イタリア第19ステージのレビュー、結果、ハイライト動画

30km独走!2024ジロ・デ・イタリア第19ステージのレビュー、結果、ハイライト動画

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昨夜の2024ジロ第19ステージは登れる逃げ屋にとってステージ優勝の実質ラストチャンスとなるコースだった。そのため序盤では20名近くの逃げが形成された。その中には、ジロ最終週ですっかりおなじみとなった(?)メンツも。

そしてプロトンは15分以上のタイム差で逃げを容認。ポガチャル含めて総合エースらは翌日の最終山岳ステージに集中すべく今日は体力温存となった。

第19ステージのコース

感想・ハイライト

居酒屋「Break Away」へようこそ。今日も常連が集う。

序盤の逃げはこのように20名近くの大所帯。

しかし時間の経過とともに数を減らしていきつつ次の数名が飛び出す。

ジュリアン・アラフィリップ、ジョナタン・ナルバエス、ゲオルグ・シュタインハウザー、クィンティン・ペリョ・サンチェス・サンチェスの5名。このジロで、特に後半戦からすっかりおなじみとなった逃げの常連?が顔を揃える。

!?

🐷「!?よくわからんがすげぇ」

飛び出す、ヴェンドラーメ

アラフィリップらのグループには、後方から単独でデカトロンAG2Rのアンドレア・ヴェンドラーメが合流。そして3級山岳Sella Valcaldaを越えたあとの下りでヴェンドラーメが単独で抜け出して独走スタート。ゴールの舞台となる最後の2級山岳の登りへ向かう。

その最後の登りで彼を追うのはペラヨ・サンチェスとゲオルグ・シュタインハウザー。

1分~1分半の差でサンチェスとシュタインハウザーも必死に追いかけるが、ヴェンドラーメの力強いペダルストロークが止まらない。決定的に差が縮まることもなくヴェンドラーメが逃げ切り勝利。

これでアンドレア・ヴェンドラーメは2021年ジロ・デ・イタリア第12ステージでの優勝に続いて、ジロで2勝目(グランツール2勝目)となった。

また今年好調のデカトロンAG2Rとしても第10ステージの弟パントルことヴァランタン・パレパントルによるステージ優勝に続く大会2勝目となった。デカトロンの好調はジロでも継続中。

ゲラント・トーマスが落車!

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

1Andrea Vendrame Decathlon AG2R La Mondiale Team1位との差
2Pelayo Sánchez Movistar Team0:54
3Georg Steinhauser EF Education – EasyPost1:07
4Jhonatan Narváez INEOS Grenadiers2:27
5Luke Plapp Team Jayco AlUla,,
6Simone Velasco Astana Qazaqstan Team2:30
7Jan Tratnik Team Visma | Lease a Bike,,
8Michael Valgren EF Education – EasyPost,,
9Julian Alaphilippe Soudal Quick-Step2:32
10Quinten Hermans Alpecin – Deceuninck3:52

総合トップ10

1Tadej Pogačar UAE Team Emirates1位との差
2Felipe martínez Daniel BORA – hansgrohe7:42
3Geraint Thomas INEOS Grenadiers8:04
4Ben O’connor Decathlon AG2R La Mondiale Team9:47
5Antonio Tiberi Bahrain – Victorious10:29
6Thymen Arensman INEOS Grenadiers11:10
7Romain Bardet Team dsm-firmenich PostNL12:42
8Einer Rubio Movistar Team13:33
9Filippo Zana Team Jayco AlUla13:52
10Jan Hirt Soudal Quick-Step14:44

各賞1位

総合1位Tadej Pogačar(UAE-TeamEmirates)
ポイント賞1位Jonathan Milan(Lidl-Trek)
山岳賞1位Tadej Pogačar(UAE-TeamEmirates)
新人賞1位Antonio Tiberi(Bahrain Victorious)
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2 Comments

  1. アラフィリップ&ナルバエス「攻撃仕掛け過ぎて自滅しちまった…」

    有力勢のやり合いには付き合わずにマイペースを刻み、後ろが牽制になるのも見越して下りで独走に持ち込んだヴェンドラーメの作戦勝ちでしたねー。彼が勝つなら登り耐えて小集団スプリントだと思っていたので予想外でした。

    山岳賞はシュタインハウザーとペリッツァーリが辛うじて可能性残ってますが……モンテ・グラッパを2回とも1位通過は厳しいでしょうね。

    • 今日は総合勢が積極的に動くはずだから逃げの希望は薄くなるブヒね。
      それでも一縷の望みをかけて誰が逃げるのか注目ブヒね。

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