コフィディスがヴィスマ移籍報道のアクセル・ザングルをツールに出さない方針へ?
ヴィスマ移籍報道のアクセル・ザングルに対して、基本的にはツールに出場させない方針へ転換か
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ヴィスマがサイモン・イエーツを獲得するのではないかという記事で、コフィディスのアクセル・ザングル(Axel Zingle)もヴィスマへ移籍予定だとも紹介した。
アクセル・ザングルはコフィディスの中で最もUCIランキングが高い選手でワンデイレースに強い選手。フランス人の25歳。ツール・ド・フランスには昨年初出場。ジャパンカップにも出場していた。
今年はツール・ド・ラ・プロヴァンスで総合2位、ティレーノ~アドリアティコでは第2ステージで3位、ロット・ファメンヌ・アルデンヌ・クラシックで2位、グランプリ・デュ・モルビアン2位、サーキット・デ・ワロニー2位などなど上位の成績を多く残している。
コフィディスの中では今年大活躍といえる彼は当然のようにツール・ド・フランス出場はほぼ確実という立場だったらしい。
だがしかし、上述のヴィスマ移籍報道の後に突然コフィディスは、フランス選手権で優勝しない限りはツールに出さないという方針に変えたようだ。
もしそれが本当ならばこれはチーム側からの制裁のように思われる。20年ぐらい前までは、移籍が決まって出ていく選手はツールなど大きな大会には出さないという不利益な扱いがなされることがあるとよく言われていたが、最近はこういうことはあまり聞かないように思う。
ルキップ紙によるとこれまでザングル争奪戦にはバーレーン・ヴィクトリアス、スーダル・クイックステップ、UAE、そしてイネオスも参戦していたようだが、すでにヴィスマが3年契約で彼をゲットしているとのこと。