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2024ツール・ド・フランス第2週目の2日目となる第11ステージは、昨日の平坦スプリントステージとは打って変わり、長い距離の多くの山がつめこまれた本格山岳ステージとなる。
211kmという少し長めの距離に、その中盤手前からゴールまでに4級1つ、3級2つ、2級2つ、1級1つと合計6つの山がつめこまれている。獲得標高は4350mとなる。もちろんスプリンターは後半にはサヨナラ・グッバイだ。
ステージ優勝争いや総合成績争いという観点では、やはり終盤の1級→2級→3級の三連続の登りがキーポイントになるだろう。その三連続の登りのデータは、
となっており、1級と2級が平均斜度高め。その1級は山頂付近になるほど斜度があがる。ラスト2kmは12%~14%という斜度も登場する。だがここで勝負をかけるにはまだタイミングとしては早すぎるかもしれない。残り距離がまだあるからだ。
また逆に最後の3級で勝負をかけるにはやや登りの難易度が低いか?アタックしても数人はついてきそうな感じがする。ならばその手前の2級でアタックをしかけて3級を独走してゴールへ向かうべきだろうか。
またその2級山岳にはボーナスタイムが設定されている。1位~3位までに8秒、5秒、2秒が与えられる。
ここではポガチャルまたはレムコのどちらかが積極的に狙ってきそうな気がする。ただヴィンゲゴーらとふるい落とすにはやや難易度が足りないだろうか。
というわけで予想としては1級山岳よりもその後の2級山岳で動きが出そうな気がする。
7月10日(水)午後9:00〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) July 9, 2024
Cycle*2024 ツール・ド・フランス 第11ステージ
【エヴォー=レ=バン〜 ル・リオラン】211 km(山岳)
リモート解説:中島康晴さん
解説:伊藤雅和さん
実況:足立清紀さん#TDF2024 #jspocycle
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/7APlyYBEjS pic.twitter.com/29YwmsuJFr
逃げ切りが決まりそうで決まらなさそうなステージのように見える。それが決まるかどうかは上述のようにポガチャルとレムコが2級山岳のボーナスタイムをどう考えているか次第だろう。UAEまたはスーダル・クイックステップがそのボーナスゲットのために高速トレインを組めば逃げは吸収されてしまう可能性が高い。しかし逃げが大人数ならば最初からUAEとかも諦めて積極的には動かないかも。
というわけで今日の優勝予想は、ロマン・バルデ!