ガンナが原因不明の不調。ユーロも欠場へ

イネオスのフィリッポ・ガンナがパリ五輪後から思ったようなパフォーマンスを発揮できておらず、イネオスが懸念しているようだ。

情報源：INEOS concerned by Filippo Ganna’s low performances stating “it is clearly not normal” to see him in such poor shape

原因不明の不調

パリ五輪後にフィリッポ・ガンナはリドル・ドイツランド・ツアー（ドイツ・ツアー）に参戦。そこでは初日のプロローグ個人TT（2.9km）で14位。これは距離的にガンナにとって不利だったので別にどうということではない。

問題は先日まで開催されいたレネウィ・ツアー（Renewi Tour）での走りだ。その初日の第1ステージはガンナが得意とする平坦ステージで最後は予定どおりゴールスプリントとなったレースだった。ガンナはそこで特にメカトラなどがあったわけでもないのにプロトンについていけず、1位から8分以上の遅れて149位でゴール。

そして翌日の第2ステージはガンナの十八番である個人TTだったがDNS。

本来のガンナのパフォーマンスとは全くかけ離れた姿に、イネオス側も「原因は不明。体調不良というわけでもない」、「普通ではないことは明らか」と話す。

ユーロも欠場

そんな状態のフィリッポ・ガンナだが出場予定だったヨーロッパ選手権（9月11日～）も欠場となるようだ。次の投稿を見てほしい。

またこのヨーロッパ選手権のあとには世界選手権（9月22日～）も控えているわけだが、それについても出場するかどうかは微妙になっている。出場するかどうかの最終判断は世界選前になされるもよう。