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チーム・ヴィスマ・リースアバイク(Team Visma | Lease a Bike)から、先日の世界選手権U23男子ロードレースで新しくU23世界王者になったばかりのドイツ人でリドル・トレックの育成チームに所属するニクラス・ベーレンスと契約したことが発表された。
🗣️ "This is a team I’ve always looked up to due to the high level of professionalism. I’m really looking forward to being part of it."
— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) September 30, 2024
今年のU23世界選手権男子ロードレースは走行距離約176kmで、当日は雨模様で気温も低かった。そんな中残り10kmとなった登りでニクラス・ベーレンスがアタック。ついていけたのはスーダル・クイックステップ所属でスロバキアのマルティン・スヴルチェクだけ。
二人はそれまで逃げていたUAE所属で地元スイスのヤン・クリステンを捕まえると同時に、さらに加速してクリステンを置き去りに。
そして最後はニクラスとマルティンの一騎打ちでのゴールスプリント。余裕でマルティンを下したニクラスがU23の新しい世界王者となったわけだ。
驚くべきことにニクラスが自転車競技に専念したのは3年前ほどのこと。それまでは水泳とトライアスロンを中心にしていた。
今回のヴィスマ移籍にあたりニクラスは、クラシックで活躍したいこと、そしてタイムトライアルに強くなりたいとも話す。身長が195cmと超大柄なためフィリッポ・ガンナのようなタイプを目指すのかもしれない。ただスプリント力もあるため、可能性としてはミラノ~サンレモやパリ~ルーベでも勝てるかもしれない。