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ロードレースとロードバイク

来年もマッズ・ピーダースンはコピペでモニュメントを狙う

マッズ・ピーダースンの来春のクラシックはコピペ重視。そのレーススケジュールとは?

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Lidl-Trekのデンマーク人クラシックスペシャリストのマッズ・ピーダースンは来年も今年のコピペでモニュメントを狙うようだ。

情報源:Mads Pedersen Targets Monument Breakout in 2025 with ‘Copy-Paste’ Approach to Cobbles

ピーダースンの来春のクラシック予定

まず来春のピーダースンのクラシックレースの参戦予定は次のような感じらしい。

これは今年のパリ~ルーベまでの出場レースと完全に同じだ。また昨年の2023シーズンと比べてもツール・ド・ラ・プロヴァンス(Tour de la Provence)以外は同じ。

実際にLidl-Trekのトレーナーであるマティアス・レックはメディアの取材に対して、

“We are not going to do anything differently,”

訳「昨年の春のクラシックの予定から何も変えるつもりはない」

 “It fits so well, so we’re going to copy-paste what we’ve done so far leading up to Paris-Roubaix.”

訳「かなり上手くハマってるしね。せやからコピペするだけやね、これまでどおりにパリ~ルーベまでは同じや」

ピーダースンの今年の春における主要な結果は次のようなものだった。

  • エトワール・ド・ベセージュ(Étoile de Bessèges)で、総合優勝、ポイント賞、ステージ優勝1回
  • ツール・ド・ラ・プロヴァンス(Tour de la Provence)で、総合優勝、ポイント賞、ステージ優勝3回
  • ミラノ~サンレモ4位
  • ヘント~ウェヴェルヘム優勝
  • パリ~ルーベ3位

シーズン通算では10勝(総合優勝やポイント賞などの獲得は除く。それらをいれると15勝)という結果だった。

このように来年の春のクラシックもパリ~ルーベが終わるまでは今年のコピペ重視となる。おそらくトレーニング方法も大きくは変えないのではないだろうか。

来年のツール・ド・フランスではジョナサン・ミランとの共闘も?

来年のツール・ド・フランスは平坦、丘陵、本格山岳の3要素がバランスよく配備されたコース設定になっていて、スプリンター向けの平坦コースが7つも用意されている。次の過去記事を見てもらいたい。

そのため今年のツールには出場しなかったエーススプリンターのジョナサン・ミランが出場する可能性が高いと思われる。

そして上述のようにバランスのとれた来年ツールでもマッズ・ピーダースン向きのコースもある。ミランで勝負できないコースや状況ではピーダースンで勝負という方針は十分にありえるだろう。そのため、来年のツールではミランとピーダースンで役割分担しながら共闘というチーム編成になるのではないだろうか。

ただその場合、特にミランでスプリント勝利を狙うならば彼のためのトレイン要員がピーダースン含めて複数欲しい。だがそうすると総合優勝を狙うエースのテイオ・ゲイガン・ハートのための山岳アシストが減ることになるので諸刃の剣だ。

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