フィリッポ・ガンナ「モニュメントで勝つ時が来た」
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ついにフィリッポ・ガンナが来年のモニュメント優勝に本気になっているようだ。
イタリアのLa Gazzetta dello Sportとのインタビューで、「来年はミラノ~サンレモとパリ~ルーベのどっちを選ぶ?」と質問されて、ガンナは「来年はどっちを狙うとかいうレベルじゃない。狙うだけじゃなくて必ず勝つんだ」とサンレモとルーベに向けた決意を明らかにする。
情報源:‘It’s the time to win’ – Filippo Ganna takes aim at a monument victory in 2025
ガンナ自身は今シーズン3勝(ジロ第14ステージ、ツアー・オブ・オーストリア第4ステージ、イタリア選手権個人TT)だけでおわり、イネオスに入ってから最少勝利数だった(2019年も3勝)。世界選手権とパリ五輪では個人TTでともに2位。レムコ・エヴェネプールに2つともやられた。
そして所属チームのイネオスも過去最低レベルの勝利数にとどまり、UCIポイントという点では全く問題はないものの、業界トップレベルのチーム予算からすれば全く物足りない結果だったと言わざるを得ない。
チームは今年に主要選手や首脳陣の多数がチームを去り、来年からは新しい指導体制とチーム構造のもと全く別チームとして生まれ変わることになる。そんなチームの構造的変革についてガンナはポジティブにとらえているようだ。
また「来年からフィリッポ・ガンナはロードレースに専念。トラック世界選手権やワールドカップには出場しないと明言」で紹介したように、来年からはロードレースに専念する。しかしUCIのトラックの大会などには参加しないものの、ロードレースのためのトレーニング方法の1つとしてトラックでのトレーニングを続ける方針だ。
そして来年の二大目標は上述の通りミラノ~サンレモとパリ~ルーベ。どちらにしろタデイ・ポガチャル、ワウト・ファン・アールト、マチュー・ファン・デル・プールたちのような強大な敵がライバルだ。そして個人TTの分野でレムコ・エヴェネプールがライバルとなる。
なお2028年のロサンゼルス五輪についてはまだなにも考えていないようだ。ロードレース、個人TT、トラックのどれにも出場する可能性はあると言う。
勝てない一票
ピ、ピドコックと連携できればワンチャン・・・