レビュー

Rapha




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2025ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第1ステージはレース中止!大混乱のゴール前で一体何が起こったのか?
昨日から始まったポルトガルの定番ステージレースの2025ヴォルタ・アン・アルガルヴェ(Volta ao Algarve)。だがその初日にとんでもない事態が発生した。
さっそく次のレースハイライト動画を見てほしい。
そう、プロトンが真っ二つに分断。ガンナのグループは正しいコースを、しかしプロトンが間違ったコースを進んでしまったのだ。画像を抽出してポイントとなる場面をみてみよう。
この画像ではスタッフが腕を→へ伸ばし、プロトンへ正しい方向を指示しているように見える。またその←隣に立つヘルメットをつけたオートバイスタッフも→へ行くよう指示を出していたのが動画でわかる。
チューダーの選手(マルコ・ハラー?)たち一部の選手は、一瞬「え?あっちちゃうの?」と正しいコースへ行こうとしたものの結局プロトンの流れに乗ってしまった感じになっているのも見て取れる。
そしてガンナを含む少数名とプロトンはこんなふうにはっきりとフェンスに分断されてゴールへ向かう。
ガンナは優勝を確信してガッツポーズ。プロトンはどうしようもなく間違ったルートで困惑しながらレース終了。
ゴール後のコメントでは、選手の中にはきちんと上画像の箇所では→へ曲がることはわかっていた選手も多かった。しかしプロトン先頭の選手が間違ったコースへ行ったため後続の選手もそれをフォローしたまま走るしかなかった。
選手「ルートを明確区別するための看板もフェンスもなかったやんけ!」
しかしこの後レースは中止となる。このように大部分の選手が道を間違い勝負するチャンスが得られなかったことがあり、そして運営側も適切な道案内のための準備が不十分だったと認めたからだ。
結果フィリッポ・ガンナの今シーズン初勝利はお預けとなってしまった。
選手側はそのように道案内が不十分だったことに憤慨する者もいる一方で、アルノー・デ・リーは「たしかにゴール前はアレだったが、今回はレース全体で危険ということはなかったし、選手はもっとゴール前についてコースをしっかり予習しておくべき」と冷静なコメントをする。
またこの第1ステージではレース中にオートバイのスタッフのうち32歳と35歳の2名がなんらかの原因で転倒し負傷するという事故が発生。2人は病院に搬送されたものの幸いにも深刻な負傷はなしですんだようだ。
昨日はもはや呪われているとしかいいようがない1日となった。ただ上記コース間違いで怪我をした選手はいなかったようだ。
ガンナちょっとかわいそう
幻の今シーズン初勝利となっちゃったブヒね。
(´・ω・`)