石畳クラシック開幕戦でまさかの結末！？2025オンループ・ヘット・ニュースブラッドの結果とハイライト動画

ついに昨夜の2025オンループ・ヘット・ニュースブラッドから石畳クラシック戦線が始まった。そのオンループは聖地カペルミュールの激坂がゴール前16kmに登場する。そこで決定的な動きが起こる可能性が高かったが･･･、勝負の結末は果たしてどうなったか？

2025コース

感想・ハイライト

Lidl-TrekはSRAMの13速を用意

カペルミュール前：残り27km～20km

この時点での先頭集団は次の通り。

• Jasper Philipsen (Alpecin-Deceuninck)
• Tom Pidcock (Q36.5 Pro Cycling)
• Matteo Jorgenson ( Visma | Lease a Bike )
• Paul Magnier (Soudal Quick-Step)
• Tim Wellens (UAE Emirates-XRG)
• Wout van Aert ( Visma | Lease a Bike )
• Tiesj Benoot ( Visma | Lease a Bike )
• Jan Tratnik (Red Bull-BORA-hansgrohe)
• Jonathan Narvaez (UAE Emirates-XRG)
• Antonio Morgado (UAE Emirates-XRG)

このように優勝候補が多数含まれた強力な先頭グループが形成されていた。アルノー・デ・リーはこの直前まで食らいついていたがここで遅れてしまった。

しかし残り20kmになるとこのように後続集団が追いつき先頭と合体。再び大きなプロトンが形成され、そこから先の展開はなんでもあり得る予測困難な状態となる。

残り16km、聖地カペルミュール！

この大きな集団はいよいよ聖地カペルミュールへ向かうが、その途中でヤン・トラトニクが不運のパンクで遅れる。

そしてカペルミュールに突入ここでワウト・ファン・アールトらが決定的な動きを見せるかと思われたが、さほど集団はバラけず。ポイントは最強スプリンターのヤスペル・フィリプセンが残っていること。

カペルミュールを越えた時点でアシストは見当たらないが単騎でもスプリントで勝てる強さを持つだけに、周囲の選手としては彼といっしょにゴール前に行きたくないはず･･･

残り10km：シュテファン・キュングがアタック！

そんなことを思っていたらやはりTTスペシャリストが動いた！トム・ピドコックのアタックが潰されたすぐあとにシュテファン・キュングがアタック！これが成功し、プロトンに13秒ほどの差をつけて抜け出すことに成功。

キュングは残り2kmで10秒ほどの差をつけて逃げ続けるが、やはり厳しい。ついに残り1kmでは捕まってしまう。

フィリプセン敗れる！？

そして最後は集団のままゴール前スプリントへ。こうなるとフィリプセンが圧倒的に強いか？

🐷「うあああああああああああああ！ソーレン・ヴァーレンショルトだあああああああああああ！」

🐷「さらに2位に入ったスーダル・クイックステップの20歳の天才、ポール・マグニエルすげえええ！」

フィリプセンはカペルミュールとその後のボスベルグの登りで脚を削られてしまっていたか？最終局面でアシストが一枚もなかったのが響いたか。

レース全体のハイライト動画

https://www.youtube.com/watch?v=u4bo2isvUPc

結果（トップ10）

順位	選手	チーム	タイム
1	Søren Wærenskjold	Uno-X Mobility	1位とのタイム差
2	Paul Magnier	SoudalｰQuickStep	〃
3	JasperPhilipsen	Alpecin-Deceuninck	〃
4	Brent van Moer	Lotto	〃
5	Sam Watson	INEOS Grenadiers	〃
6	Lukas Kubius	Unibet Tietema Rockets	〃
7	Piet Allegaert	Cofidis	〃
8	Vincenzo Albanese	EF Education-EasyPost	〃
9	Marijn van den Berg	EF Education-EasyPost	〃
10	Lewis Askey	GroupamaｰFDJ	〃