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大手海運会社EPSがモビスターの新スポンサーに

Movistarに大手海運会社Eastern Pacific Shipping(EPS)が新スポンサーとして加入

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シンガポールの大手海運会社であるEastern Pacific Shipping(以下EPS)が、Movistarの新スポンサーになることが発表された。

EPSの親会社Quantum Pacific Managementとその投資戦略

今回のこのスポンサー契約は、チームとしてのMovistarを運営する企業Abarca Sportsの株式のうち43%を中東のキプロスにある企業Quantum Pacific Management Ltd(以下QP)が取得したことによるものだ。このQPの子会社が上述EPSであり、そのEPSを通じてQPがチームへと投資する形になる。

今回はあくまでチーム運営企業Abarca Sportsの株式の43%を取得したにすぎず、あくまで買収ではなく投資ということになる。

QPはサッカーチームのアトレティコ・マドリードやFCファマリカンにも投資しており、いろいろなスポーツのトップリーグに投資しているが、今回のMovistarへの投資もそうした戦略の一環だ。

そしてこれからはチームジャージの下部にEPSのロゴが入ることになる。今後チーム名がどうなるのかは不明。ひょっとしたらチーム名が変わるとしても正式に変わるのはツール・ド・フランスから、または、来年からかもしれない。

予算増加と今後の補強の行方

今回の新スポンサー獲得によりおそらくチームの予算は大きく増加すると思われる。そうなると期待されるのが大幅な補強だ。スペインチームであるゆえに、地元のスペイン人選手、あるいは隣国のポルトガル人選手を積極的に狙うのではないか。

そうなると、ポルトガルのジョアン・アルメダ(UAEとの契約は2026年まで)や、スペインのカルロス・ロドリゲス(イネオスとの契約は2027年まで)といった若い総合系選手を狙って動くかもしれない。

これら両名以外では、ポルトガルの38歳ルイ・コスタ(EFとの契約は今年まで)、スペインだとミケル・ランダ(スーダル・クイックステップとの契約は今年まで)、ぺリョ・ビルバオ(バーレーンとの契約は2026年まで)、ヨン・イサギレとヘスス・エラダ(コフィディスとの契約はともに今年まで)、マルク・ソレル(UAEとの契約は2027年まで)などなど。

今年の移籍市場でMovistarがどのような動きを見せるのか注目を集めそうだ。



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piginwired
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