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2025ジロ・デ・イタリア第3ステージ コースプレビューと優勝予想

2025ジロ第3ステージのコースプレビューと優勝予想

2025ジロ・デ・イタリア第3ステージ コースプレビューと優勝予想

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昨夜の2025ジロ・デ・イタリア第2ステージは個人TTだったが、ステージ優勝したのはINEOS GrenadiersのTTスペシャリストのジョシュア・ターリングだった。そして2位は1秒以内の差という超僅差でプリモシュ・ログリッチ。

→2025ジロ第2ステージは二重の1秒差の争いで早くもログリッチがマリア・ローザ。その結果とハイライト動画

第1ステージでマリア・ローザを獲得したマッズ・ピーダスンは超好走を見せるも惜しくもこれまた1秒差というギリギリの差でログリッチにマリア・ローザを奪われた。

しかしそのピーダスンと所属チームのLidl-Trekは「ログリッチよ、俺たちは第3ステージでマリア・ローザを全力で奪い返す」とメディアを前に誓っていた。そんな今日の第3ステージのコースを見てみる。

2025ジロ第3ステージのコースプロフィール

2025Giro d'Italia‏ stage 03 course profile

今日の第3ステージでヨーロッパの火薬庫とはお別れとなる。これで世界も平和になればいいが。そんなアルバニアの最終日はなんといってもこのように終盤の残り38km地点で登場する2級山岳が最大の特徴だ。

この2級は登坂距離10.5km、平均勾配7.4%、最大斜度12%という難しさ。間違いなく普通のスプリンターや、普段なら登りに強い選手も調子次第ではここで苦しみ大きく遅れることになるはず。

そして山頂からは約20kmほどの長い下りが続き、その後最後まで平坦。山頂付近でアタックをかけた選手でも20km弱の平坦区間で追いつかれる可能性がある。ステージ優勝するには2級山岳で全力アタックして一人で飛び出すことも考えられるが、あえてその山岳は全力はださずに少数の集団でこなし、平坦区間を集団でローテーションすることで余力を残し最後のスプリントに賭けるかなど複数の選択肢があり得る。

一方で上述のようにマッズ・ピーダスンとLidl-Trekが全力で追いかけてくるだろう。そうなればやはり一人よりも数名の集団でローテーションして逃げるほうが安全かもしれない。だが登りでピーダスンを置いてけぼりにできないとどうしようもない。アルバニア最終日になかなか予想が難しいコース設定だ。

下りがどれほどテクニカルなのかわからないが、下りが長いことを考えるとダウンヒルスペシャリストが下りアタックをしかけることもあり得る。

そこで優勝予想は登れてダウンヒルもいけて独走力もあるような選手、つまりトム・ピドコック。山頂アタックからのダウンヒルで差を広げそのまま逃げ切りという形だ。

なお今大会に初めて導入されているRedBull KM区間はこのステージでは残り72km地点、つまり2級山岳の手前に設定されている。そこで得られるボーナスタイム次第であくまで一時的に仮にマッズ・ピーダスンがマリア・ローザとなる可能性もある。

→今年のジロで初導入のRed Bull Kilometerとは?


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