レビュー
Rapha








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今夜の2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージのコースプレビューと優勝予想

これまた前半と後半で極端な落差のある非常に特徴的なコースとなっている。大会側の設定では中級山岳ステージという記載になっている。走行距離206.7 km、獲得標高2919 mというけっこうタフなコース。
とりあえず気になるのは最後がやはり上り勾配になってることだ。実際に公式ではラスト5kmは次のようなプロフィールだと紹介されている。

5km前からゆるい上り勾配で、ラスト500mで25m~30mほどアップする感じだろうか。仮にそうだとするとラスト500mは平均斜度5%~6%ぐらいか?であるならば昨夜の第3ステージの最後と同じような展開になるのかもしれない。
ここだけ見ればピュアスプリンターもなんとかなりそうな気もしないではないが、昨夜の第3ステージでは最強スプリンターの一角ヤスペル・フィリプセンは最後の緩い登りで早い段階でプロトン後方で諦めていたので、今日もそうなると思われる。
よって今日も登れるスプリンターやパンチ力のあるクライマーたちの出番か。具体的には第3ステージのトップ3、ダヴィ・ゴデュ、マッズ・ピーダスン、ヨナス・ヴィンゲゴーが今日もステージ優勝候補か。特にマッズ・ピーダスンは昨夜の惜敗のリベンジを狙うか。
前半に2級山岳がそびえ立っているがそれらを越えても残りがまだ100km以上あり、しかも大部分が下り基調。多少遅れても合流は可能かもしれない。ステージ優勝争いや総合争いに大きな影響はもたらさないだろう。
ただ最初から大きく遅れてグルペットにも入れないとなると、先行する集団が大きい場合は単独で追走しなければならずかなり疲労してしまう。
なにしろスタートからいきなり登りなので体調が万全でないとかなり厳しいのではないか。前半だけ乗り越えればあとは楽というわけにはすんなりいかないかもしれない。選手や展開によっては想定以上の地獄の1日となることもあり得るか。
ダヴィ・ゴデュの連続勝利や!と言いたいところだが、今日こそはマッズ・ピーダスンで。