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PinarelloがINEOS Grenadiersとの契約を更新。2028年までチームバイクを供給へ
昨日の記事【Pinarello会長ファウスト・ピナレロ「来年は2つのチームにバイクを供給することになるかも」。来年からQ36.5にもチームバイク供給は確実か】の時点では正式なアナウンスはなかったが、昨夜INEOS Grenadiersから正式にPinarelloとの契約更新が発表された。
Pushing forwards together 👊
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) October 16, 2025
We’re proud to confirm a three-year extension to our long-standing partnership with Pinarello🤝
🔗https://t.co/T9MMRFpF4a pic.twitter.com/2KFnR8odqQ
新しい契約期間は3年で2028年まで。
INEOS GrenadiersとPinarelloとの関係は同チームのTeam Skyとして創設された2010年からずっと続いている。その間にはブラッドリー・ウィギンスとクリス・フルーム時代があり、ツール・ド・フランス最強チームとして君臨していた。
そのときが黄金期だったが、近年はライバルチームも最新のスポーツ科学やマネージメント理論に基づくチーム運営や選手マネージメントの改善・進化を実行しているので、もはやINEOS Grenadiersにはそうした点での決定的なアドバンテージは存在しないと言えるだろう。
それに加えてタデイ・ポガチャルたちに象徴される新世代の天才たちの台頭が相次ぎ、黄金期と比べるとINEOS Grenadiersの存在感はプロトンで小さくなっている。グランツールでまともにやりあえるレベルではない。
加えて、ここ数年INEOS Grenadiersからはそれまでチームを支えてきたベテラン勢が移籍や引退でいなくなり、またチームのメインスタッフも顔ぶれが変わった。ただしデイブ・ブレルスフォールドが再びINEOS Grenadiersに戻ってきたため、来年からどのようにチーム改革が進むのか注目だ。