レビュー
Rapha








Enter your email address below and subscribe to our newsletter
今年のツール・ド・フランスでも盤石の総合優勝で通算4度目のツール制覇となったタデイ・ポガチャル。まだ27歳にもかかわらずすでにそんな状態であり、全くわけがわからない。
そんなポガチャルだが、今年のツール・ド・フランス期間中にそのアシストだったベルギー人の34歳のベテラン、ティム・ウェレンスが「ポガチャルは途中リタイアとなるかもと思っていた」と明かす。
情報源:TIM WELLENS REVEALS SERIOUSNESS OF POGACAR’S TOUR INJURY
ティム・ウェレンス本人の今シーズンはストラーデ・ビアンケ3位、グラベルワールドシリーズのMarly Grav Raceで優勝、ベルギー選手権ロードレースで優勝しベルギーチャンピオンを戴冠、さらにツール・ド・フランス第15ステージでステージ優勝とすばらしい1年だったと思われる。
しかしそんな彼もそのツール・ド・フランス第17ステージ後にポガチャルの状態にかなり不安になっていたと語る。ウェレンスは次のようにフランスメディアのL’Equipe紙に対して明かした。
“On the stage to Valence [Stage 17], he told me, ‘Tim, we’ve got a problem, my knee really hurts.’ It was so bad that he went down to the car to see the doctor.
訳「ツール第17ステージの途中でポガチャルが、『ヤバい、膝がマジで痛い』と言い出したんよ。かなり状態が悪かったから医者に見てもらうためメディカルカーまで下がったことがあった」
この件については少し前の記事でポガチャル自身がそのときのことを語ったのを紹介した。それが下の記事だ。
その第17ステージ後にポガチャルは病院に行き診察を受けた。結果は(膝の?)炎症か何かだったようだが、詳しいことはチームメイトである彼も知らなかったと振り返る。
さらにウェレンスは、ポガチャルがツール中に体重が増えていたことも明かした。大会終盤にポガチャルはあまりアタックしなくなったが、それはそうした肉体的な問題があったからだろう。
UAEのチームバス内の雰囲気も決して楽観的なものではなく、みんなポガチャルがどうなるかわからないという不確実性に気をもんでいたようだ。
そのようにみんなポガチャルの肉体を心配していたが、ポガチャルは精神的に実に強かった。最後はしっかりと最終日のパリを盛り上げ、見事に大会4度目の総合優勝を飾った。ポガチャルのリタイアを懸念していたウェレンスたちも無事にパリにたどり着けたことに大きく安堵したようだ。
タデイ・ポガチャルというスーパースターについてウェレンスは、もし同じチームにいなければポガチャルのあまりの強さについて「またアイツだよ」と辟易していたかもしれないと認めながら、それでも同じチームにいればポガチャルがどれだけ努力しているのかが見えるため、そんな気にならないと語る。
中東のレースからヨーロッパに戻ったときも、誰もが疲れている中でポガチャルだけはトレーニングをすぐに始めていたと話し、
he’s the most professional rider in the team, together with Juan Ayuso
訳「ポガチャルはチーム内でもフアン・アユソーとともに最もプロフェッショナルな選手だ」
と評する。
またポガチャルがいるせいで、ウェレンス自身が勝利を狙うチャンスが減るのではないかとの質問に対しては、それでも十分にシーズン中にチャンスは与えられているから全然それに悩まないと話す。
ポガチャルツ 誰!?
ご存知でない!?
(´・ω・`)ツールの「ツ」がくっついてたブヒね。修正完了!あざっす!