スケルモースがLidl-Trekとの契約を延長

今年のアムステル・ゴールド・レースでレムコ・エヴェネプールとタデイ・ポガチャルを下して優勝したマティアス・スケルモースが所属チームのLidl-Trekとの契約を延長した。

今回の契約延長により2028年までLidl-Trek残留となる。

スケルモースは25歳のデンマーク人クライマーで2020年（同年は研修生として参加）からLidl-Trekで走る。これまでにツールに2回、ジロとブエルタに1回ずつ出場経験がある。

戦績はなんといっても上述の2025アムステル・ゴールド・レース優勝が輝いているが、パリ～ニースでのステージ優勝、2023ツール・ド・スイス総合優勝、2023フレッシュ・ワロンヌ2位などもある。

さて、先日の記事「デレク・ジーがLidl-Trekと契約し、来年のジロに？」で紹介したように、すでにLidl-Trekからは来年のツール・ド・フランスについて、スケルモース、ピーダスン、チッコーネの3名の出場が発表されている。

一方でUAEから移籍するフアン・アユソーも来年のツール・ド・フランスに出場し総合成績を狙う予定だ。

チッコーネはすでにツール・ド・フランスでは総合成績は狙わない方針を明確に表明しているため、来年のツールではマッズ・ピーダスンとフアン・アユソーのダブルエースとなるように考えられるが、スケルモースがどういう役割でそこに加わるのかはよくわからない。チッコーネとともに山岳でのステージ優勝狙いなのか、アユソーのアシストなのか？

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