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ロードレースの情報

イネオスからサム・ウェルスフォードの移籍が発表

サム・ウェルスフォードのINEOS Grenadiersへの移籍が正式に発表

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今年までRed Bull-BORA-hansgroheで走っていたスプリンターのサム・ウェルスフォードについては、ここしばらくINEOS Grenadiersへの移籍が噂されていたが、ついにさきほど正式に同チームへの移籍が発表された。次のインスタがそれだ。

契約は2年で2027年までとなる。

サム・ウェルスフォードは29歳のオーストラリア人スプリンター。2020年に当時のTeam DSM(現Team Picnic PostNL)でプロデビュー。2024年からRed Bull-BORA-hansgroheで走っていた。

ウェルスフォードといえばなんといっても2024年のツアー・ダウン・アンダーで発射台のダニー・ファン・ポッペルと組んでステージ3勝とポイント賞を獲得し、いっきにその才能が花開いたかと期待された選手だ。

そして今年もファン・ポッペルとともにツアー・ダウン・アンダーに出場して同じくステージ3勝とポイント賞に輝いた。

だがしかし、これまた昨年と同様にその後はなかなか勝ち星を伸ばせず、またグランツールなどの大きなレースにも出場機会がなかなかなく、シーズンのスタートダッシュに成功した勢いが続かなかった。

そんな彼はもともとトラック競技出身。そしてINEOS Grenadiersには同じトラック競技出身でスプリンターだったエリア・ヴィヴィアーニが監督として来年から加わるわけで、ヴィヴィアーニからいろいろなアドバイスをもらうかもしれない。また来年からマネージメントに加わるゲラント・トーマスもトラックマーク・カヴェンディッシュとともに若いころはトラック競技をしていた。

INEOS Grenadiers(チームSky)はこれまでスプリントに注力してきたチームではないが、この2年でいろいろな意味でチームの体制も変化してきている。来年もその変化・改革の流れは続くのだろうが、その一環としてサム・ウェルスフォードによるスプリント勝利の量産という狙いがあるのだろうか。


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piginwired
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