レビュー

Rapha









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マチュー・ファン・デル・プールは2028年オランダのシクロクロス世界選手権で引退?
今年のシクロクロスシーズンも王様マチュー・ファン・デル・プールは絶好調。ワールドカップ第4戦目のNamurでシーズン初戦を勝利で飾り、さらにその第5戦Antwerp、第6戦Koksijdeと怒涛のワールドカップ三連勝。
そんなマチューはシクロクロス世界選手権で7勝しているわけだが、それはベルギーのレジェンド、エリック・デ・フラーミンクに並んで歴代1位であり、マチューはオランダに史上最多かつ単独1位となる8勝目を持って帰りたいと意気込んでいる。
だがマチューは同時にインタビューで「何度か引退について内部で話しあったことがある」とも話す。
情報源:Van der Poel teases retirement from cyclocross
2028年にはシクロクロス世界選手権がマチュー・ファン・デル・プールの地元、オランダのホーヘルハイデで開催されることになっていて、もしかしたらそこで優勝して引退という可能性もある。
そんな可能性について問われた彼は、その問いに直接はっきりと答えたわけではないが、次の世界選手権(フルストで開催)で8度目の世界王者となれれば、シクロクロスに一区切りという選択もありえるかもしれないとも述べる。
彼はまだ今現在も自分がとても高いレベルにあると自覚しているものの、それがあと2年、3年続くなんて誰もわからないと考えており、同時に衰えが明らかになる前に絶好調時の状態で引退したいというのが彼の望みでもある。
さらにロードレースシーズンに向けた調整としてのシクロクロスの価値という点では、たとえシクロクロスをしなくても肉体を最高レベルに仕上げていくことは可能だというのがマチューの考えだ。しかしシクロクロスの申し子はそれをしないのは寂しいとも思っている。だからこそシクロクロスを愛し、続けている。