レビュー
Rapha






Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ハブから直接タイヤへ空気を充填するシステムを開発したGravaaが倒産。Team Visma | Lease a Bikeのクラシック戦線に影を落とすか?
今から5年ほど前だろうか、乗りながらホイールのハブから直接タイヤに空気を充填できるシステムが話題となった。それを開発したのはオランダのベンチャー企業(?)のGravaaだった。
ちょうどその頃から乗りながらでもタイヤの空気圧を管理(ただ空気圧を計測するだけというものも含めて)するようなシステムが話題になることが増えていたような気がする。いくつかの企業がそうしたシステムを開発してきた。そんな中でGravaaは乗りながら空気圧を調整できるという機能が画期的だったように思う。
そのGravaaが倒産した。
Gravaaは実際にTeam Visma | Lease a Bikeが使っており市販もされていたが、完璧なものなど存在しないわけで、やはりメリットとデメリットの両方が存在する。期待されているとおりの性能を発揮していた、つまり実際に使えるレベルであったものの、独自技術ゆえに独自ハブ、独自のバルブを使わざるをえないこと、そして重量増というデメリットもあった。
そのように既存のホイールにポンと後付できるものではなかったことに加えて、チューブレスとの互換性と価格という問題点もあった。
今回関係者からリークされたとされるメールでは、Gravaaの幹部陣の1人のメッセージとして上述のような問題があったことが書かれており、加えて、低価格化のためには大量生産の必要があり、そのためには生産規模、つまり会社を拡大する必要性があったとも書かれているようだ。
つまり外部からのさらなる資本(投資)が必要だったということだが、それを得られなかった。
それが出来ない以上、低価格は無理であり価格競争力のない製品は淘汰されるだけであり、Gravaaの未来は閉ざされたわけだ。
優れた技術があるからといってそれがビジネスで成功を収めるわけでないことは誰でも知っている常識だが、今回の話は新しいテクノロジーとビジネスとの融合の難しさを改めて実感するものとなった。イーロン・マスクがいかに怪物であるかがよくわかる。
なお可能性としてはGravaaを買い上げる新しいオーナーが出てくる可能性はあり、その新しいオーナーのもとでこの技術が生き残ることも考えられる
このGravaa倒産は今春のクラシック戦線でTeam Visma | Lease a Bikeに負の影響を及ぼすことになるだろうか?
このシステムは基本的に、パリ・ルーベのような過酷なレースでしか価値がないと思います。そもそも一般人がロードバイクであのようなコースを走る機会は滅多にありませんし、普通のアスファルトを走る分には、走行中に空気を入れる必要など全くないからです。
言われてみればたしかに。あえていうなら需要はグラベルバイクのレースぐらい?
そもそも創業段階での事業の見込みが甘かったのかもしれないブヒね。
でも欧米のビジネス文化からすればこういう失敗も「どんとこい」という感じ?