Lotto Soudalの選手が給与なしへ。ジルベール、ユアン、デゲンコルプが自主的に放棄。

ワールドツアーチームLotto Soudalの選手らが、チームからの給与を放棄する手段へ出た。

情報源：Lotto-Soudal riders voluntarily reduce pay

フィリップ・ジルベール、カレブ・ユアン、ジョン・デゲンコルプといった27名の選手や幹部は、自主的に給与の受け取りを放棄することにした。

これはもちろん、新コロ助のせいでレース活動ができなくなりチームの財政が厳しいことを考えての判断。

チームからの発表。

Coronavirus: #lottosoudal riders voluntarily reduce pay: https://t.co/vkrGiH4vdU

— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) March 28, 2020

チームからの発表ではこう書いてある。

“In solidarity with staff and sponsors, the riders, just like the entire management team and all administrative staff, have voluntarily decided to waive part of their wages, until the team races again,”

訳「スタッフやスポンサーとも話し合い、経営陣同様に選手や幹部は自発的に給与を部分的に受け取らない決定をした。レースが再び再開されるまでや」

“This decision was taken without discussion and with unanimity. It was clear to everyone that particular circumstances require particular team actions.”

訳「この決定は特に異論もなく全員賛成で決定された。誰もが明らかに今の特別な状況は特別な行動が必要やと認識してたからね」

ちなみにこれら給与を受け取る権利を一時的にとはいえ失う選手らは、今後ベルギーの国庫からの補助金を受け取ることになる。新コロ助について日本政府でも導入されるサラリーマンの休業補償みたいやつ？

なおベルギーチームとしては、このLotto Soudal以外にも、Sport Vlaanderen-BaloiseとCircus-Wanty Gobertがすでにこの方策を導入している。またBingoal-Wallonie Brusselsも今後後に続くことを検討中とのこと。