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ロードレースの2023ミラノ~サンレモ

ポガチャルいった!マチューもいった!そしてワウトは?2023ミラノ~サンレモの感想、ハイライト動画、結果

ポガチャルの攻撃にマチューのカウンター!そのときワウトは?2023ミラノ~サンレモの感想、ハイライト動画、結果

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2023ミラノ~サンレモもやはりチプレッサとポッジオが大きなポイントとなった。チプレッサでのふるいおとし、そして例年通り最後の登りのポッジオで決定的な動きが生まれた。そしてその主役は、あのアタック大好き人間の2名だ。

そんな2023ミラノ~サンレモの感想、ハイライト動画、そして結果をまとめて。

2023年のコース

感想・展開

チプレッサでUAEが攻撃の山岳トレイン!

ロードレースの2023ミラノ~サンレモ

ゴールまで残り27kmで登場する最初の勝負どころのチプレッサ直前で、長く逃げ続けた逃げが全て吸収される。

そして直後にチプレッサがスタート。登坂距離5.6km、平均斜度4.1%、最大斜度9%だ。いうまでもなくまずこのチプレッサで最初のふるい落としが始まる。特にピュアスプリンターをふるい落とす、またはライバルの脚を削る動きだ。

ここで主導権を握ったのがタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)擁するUAEだ。まるでツール・ド・フランスでの山岳のようなUAEトレインがプロトン先頭を支配。ポガチャルのために有力スプリンターたちをどんどん落としにかかる。

もちろんそのすぐ後ろはユンボ・ヴィズマ勢がぴったりとマーク。エースのワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)もしっかりとポガチャルの背後に待機。またその近くにはライバルのマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)も!

マーク・カヴェンディッシュらスプリンターたちがどんどん致命的な遅れとなっていく中で、ロット・デスティニー(Lotto-Dstny)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan)は先頭付近でしっかり生存!また今年限りでのロードレースからの引退を表明し最後のミラノ~サンレモとなるピーター・サガン(Peter Sagan)もまだ残っている!サガンくるのか!?

ポッジオでポガチャルいったあああ!マチューもいったああああ!

チプレッサが終わるとすぐに最後の勝負どころのポッジオの登りだ。プロトンは高速走行のまま位置争いが激しくなる。

そして、ポッジオキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ロードレースの2023ミラノ~サンレモ

ポッジオは登坂距離3.7km、平均斜度3.7%、最大で8%とチプレッサよりもやや数字上の難易度は低いが、アタック合戦となるだけに一瞬の油断も許されない難しさがある。

そんなポッジオで真っ先に飛び込んできたのがバーレーン・ヴィクトリアス勢。エースで昨年の覇者にしてドロッパーシートポストマスターのマテイ・モホリッチ(Matej Mohoric )を引き連れる!

そしていったんペースが落ち着いたと思ったところ……

ロードレースの2023ミラノ~サンレモ

ポガチャルいったあああああああああああああああああ!!!

アシストのティム・ウェレンス(Tim Wellens)を先頭にして、ポガチャルが早めにしかけた!

このポガチャルの動きについていけたのは、マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)、ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)、そしてなんとフィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna)!

そしてポッジオの登りがそろそろ終わろうかというところで……

ロードレースの2023ミラノ~サンレモ

マチューいったあああああああああああああああああああああああああ!!!ここでマチューがカウンターアタック!

マチューはそれまでずっと積極的にしかけることはしてこなかったが、この一瞬のときを伺っていたのだろう。ここで持ち前の爆発力が爆発(語彙力)!

このマチューの動きに他の3人の反応が鈍い。そのままマチューが先頭で登りをクリア。危険なダウンヒル競争へ!

危険なポッジオの下りをマチューがかっ飛ばす!

マチューとしては絶対に追いついて欲しくない。かなりの難易度のあの危険な下りをかっ飛ばす。シクロとMTBで鍛えたバイクコントロールを駆使して下りを攻める。

一方、後方ではワウト・ファン・アールトもマチューに離されまいと下りを攻める。そんなワウトの下りにガンナがちょっとついていけない?あるいはついていかない?ワウトとガンナ&ポガチャルとの間にほんのすこしのギャップが開く。この下りは毎年見てて心配でハラハラだ。

ワウトはマチューに差を広げられることもないが、つめることもできず下りが終わり平坦へ。最後は残り約2kmの平坦区間のみ。

ロードレースの2023ミラノ~サンレモ

マチューと追走3名との差は6秒!

追走3名はいちおう協力してローテーションしてそうに見えるが、はたして……?

ゴールシーン

ワウト・ファン・アールトについて

ファン・アールトも調子は良かったように思う。そうでなければポッジオでのセレクションに耐えられなかったはず。

だがチプレッサでもポッジオでもそうだったが、どうも慎重になりすぎたのではないかと感じた。

一方でマチューはポッジオでのポガチャルの最初のアタックについていったときに、ひょっとしたら「次のタイミングでしかける」と覚悟を決めていたのかもしれない。だからこそ一発でカウンターアタックを決めることができたのではないだろうか。まぁ結果論でしかないだろうが。

しかし、今年のシクロクロス世界選手権でもそうだったが、マチューのそのへんの勝負感というかセンスはすごいと思う。

アラフィリップの下り

レース全体のハイライト動画

結果(トップ10)

1Mathieu van der Poel Alpecin-Deceuninck1位との差
2Filippo Ganna INEOS Grenadiers0:15
3Wout van Aert Jumbo-Visma,,
4Tadej Pogačar UAE Team Emirates,,
5Søren kragh Andersen Alpecin-Deceuninck0:26
6Mads Pedersen Trek – Segafredo,,
7Neilson Powless EF Education-EasyPost,,
8Matej Mohorič Bahrain – Victorious,,
9Anthony Turgis TotalEnergies,,
10Jasper Stuyven Trek – Segafredo,,
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piginwired
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