ロードレースのジロ・デ・イタリア

大人数の逃げ!2021ジロ第18ステージの結果

今日は最後の平坦スプリントステージ。総合勢はお休みの日となった?

コース

ロードレースのジロ・デ・イタリア

平坦ステージ。ただ昨日も書いたがすでにガチのスプリンターたちはリタイアしており、ほとんど残っていない。

ピーター・サガンのポイント賞を脅かすライバルはチモライとガビリア以外は特になし。しかもそれら両名による逆転も可能性がゼロではないが、相当厳しい。よって、もはやサガンもこのステージでがんばってポイントを稼ぐ必要はなくなり、無事にジロを完走すればいいだけ。攻撃的というよりは防御的に走るのが目標となるか。

プロトンと20分差の逃げ

今日のスタート直後の動画がこれ。みんな最後の逃げの機会だけに必死。よって、今大会は逃げが毎日サクっと決まったが、今日は逃げが決まるまでだいぶ時間がかかった。

だが、逃げが決まったあとは、上述のような事情があるため今日は総合系チームもBora-hansgroheも完全にお休みムードへ。

その結果が、この20名以上の逃げ集団の出来上がり。そしてプロトンと逃げ集団との差はどんどん広がり最終的には20分以上の差がつく。

そんな風にプロトンにやる気がなければ、逃げ集団もまったり・・・と行きたいところだが、人数が多いだけに一人抜け出すのが大変そう。しかしゴールまで残り25㎞あたりでDeceuninck-QuickStepのレミ・カヴァニャが単独アタックを決める。

その後これを追いかけるべく抜け出したのがチームEFのアルベルト・ベッティオール。そしてさらにその後から追走をかけてきたのが、チームDSMのニコラス・ロッシュ。この二人は合体して、カヴァニャを追いかける。

そして最後の登り・・・ここでベッティオールがロッシュを置き去りにし、カヴァニャを追い詰める。どんどんその差をつめていき・・・

ついに目前に捉えた!カヴァニャ絶体絶命ニャ!

この直後にベッティオールはカヴァニャを捕まえ、2人でさらに登り続けるのだが、その途中でカヴァニャが力尽きる。

カヴァニャ堕ちる!それまでずっと逃げていたので溜まった疲労と登りの長さが体力を奪ってしまったか。

ベッティオールはその後の下りでもガンガンに攻めまくり独走へ。ただ後方ではロッシュがカヴァニャを追い越し、諦めてなるものかとベッティオールを追いかける。果たしてベッティオールの命運は?

というわけで、ゴール前の動画をどうぞ。

2019年のクラシックの王様たるロンド・ファン・フランデレンでプロ初勝利かつモニュメント初勝利を成し遂げたイタリア人が、今回はグランツール初勝利を実現!

今大会のイタリア人の勝利数は?昨年との比較

ちなみに今大会でイタリア人がステージ優勝したのは、

  • 第1ステージのフィリッポ・ガンナ
  • 第12ステージのアンドレアヴェンドラーメ
  • 第13ステージのジャコモ・ニッツォーロ
  • 第14ステージのローレンツォ・フォルトゥナート
  • 本日の第18ステージのアルベルト・ベッティオール

の5回となった。ちなみに昨年のジロではイタリア人のステージ優勝は6回。フィリッポ・ガンナが4回、ディエゴ・ウリッシが2回という配分だ。

今大会の最終日は平坦TTで30㎞なので、順当にいけばフィリッポ・ガンナが圧勝するはずだ。ただグランツールでは疲労度が重要なので連日イネオスを守護・牽引するガンナが本来の力を出し切れるかはわからない。ただガンナが勝利すれば、イタリア人の勝利は6勝となり、昨年と同数となる。そういう意味でも、ガンナには期待がかかる(?)。

総合トップ15と各賞ジャージ

順位選手名チームタイム
1 Egan Arley BERNAL GOMEZ INEOS GRENADIERS 77:10:18 00:00
2 Damiano CARUSO BAHRAIN VICTORIOUS 77:12:39 02:21
3 Simon Philip YATES TEAM BIKEEXCHANGE 77:13:41 03:23
4 Aleksandr VLASOV ASTANA – PREMIER TECH 77:16:21 06:03
5 Hugh John CARTHY EF EDUCATION – NIPPO 77:16:27 06:09
6 Romain BARDET TEAM DSM 77:16:49 06:31
7 Daniel Felipe MARTINEZ POVEDA INEOS GRENADIERS 77:17:35 07:17
8 João ALMEIDA DECEUNINCK – QUICK-STEP 77:19:03 08:45
9 Tobias S. FOSS JUMBO-VISMA 77:19:36 09:18
10 Daniel MARTIN ISRAEL START-UP NATION 77:23:55 13:37
11 George BENNETT JUMBO-VISMA 77:29:26 19:08
12 Pello BILBAO LOPEZ DE ARMENTIA BAHRAIN VICTORIOUS 77:37:48 27:30
13 Koen BOUWMAN JUMBO-VISMA 77:38:01 27:43
14 Davide FORMOLO UAE TEAM EMIRATES 77:39:35 29:17
15 Attila VALTER GROUPAMA – FDJ 77:45:30 35:12
マリア・ローザ(総合首位)Egan Bernal
マリア・チクラミーノ(ポイント賞)Peter Sagan
マリア・アッズーラ(山岳賞)Geffrey Bouchard
マリア・ビアンカ(ヤングライダー賞)Egan Bernal

明日の第19ステージのコース

明日の第19ステージは、「イタリアのロープウェー事故で第19ステージのコース変更へ」でも書いたようにコースが変更となっている。本来は1級山岳が2つと3級山岳が1つだったが、そのうち最初の1級山岳がなくなった。ロープウェー事故に関係のある場所だからだ。その代わりに、上画像の4級山岳Gignese(ジニェージェ)峠が加えられた。

本来のコースよりも難易度が下がったとはいえ、やはり最後の1級山岳で総合勢が動くだろう。第17ステージでまさかの遅れを喫した王者エガン・ベルナル。明日はどうなるか?

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