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今月の29日から始まる第111回ツール・ド・フランスに向けて、コルナゴからオールラウンダーバイクC68の2024ツール・ド・フランス限定モデルが発売される。次の公式インスタを見て欲しい。
色はこのようなブルーで、世界限定111台のみの生産となる。第111回大会だからだ。
このうち製品IDナンバーの「1」についてはタデイ・ポガチャルが実際にツール・ド・フランスのプレゼンテーションで乗ったあと、Sotheby’s(サザビーズ)社のオークションにかけられる予定だ。そのポガチャルモデル以外は販売価格が23000ユーロ(約400万円)となっている。
コルナゴ海外公式サイト:Colnago Fleur-de-Lys
上の公式サイトではこのモデルの名前は「Colnago Fleur-de-Lys(フルール・ド・リス)」。日本語にすると「ユリの花」。トップチューブの紋様がそれを示す。
このトップチューブも紋様はみんなどこかで見たことがあると思う。フランスの王権の象徴として昔から使われているからだ。ただし正確には一般的なユリではなく、アヤメ科アヤメ属のキショウブやニオイイリスを指すらしい。
そのフランス王権の象徴であるアイコンを使った理由は、フランス王権への賛辞というだけでなく、コルナゴ曰く、今年のツールのグランデパール地であるイタリアのフィレンツェの歴史とフランスも歴史・文化を融合させるという意味があるとのこと。
なおフィレンツェは中二病患者の聖書として燦然と輝く歴史的文学作品「神曲」の作者ダンテ・アリギエーリの街だ。みんなも1度は読んだことがあるはずだ。
今年のツール・ド・フランスはフィレンツェが誇る歴史的宮殿のベッキオ(ヴェッキオ)宮殿の内部からスタートするわけだが、同宮殿には最も美しい部屋の1つ「百合の間」というものがある。こうした意味で、フルール・ド・リスというのは「ユリつながり」でもある。ユリユリしてきた。
このFleur-de-Lys版C68は、Shimano Dura-Ace Di2、Enve SES 4.5、Colnago CC.01ハンドル、Carbon-Tiチェーンリング、CeramicSpeedのオーバサイズプーリー(ツール・ド・フランス・エディション)といった装備になっている。
言いたいことは一つだけ、この値段から車買え!!
く、くるまも最近高くなってるから・・・
400万!?
豚さん、インプレお待ちしてます。
ブタの年収は40万円しかないから・・・