ガーミン・コネクトが一部復旧へ

ガーミン・コネクト（Garmin Connect）は、ロシアの犯罪組織のEVIL CORPが作ったランサムウェアWastedLockerが原因とされる大規模なサーバーのシャットダウンにより、ここ数日の間全面的に利用不可能となっていた。しかし、ようやく一部の機能・サービスが部分的に復旧しつつある。

復旧の声

おつかれさまガーミン😄✨
ありがとうガーミンの中の人たち。

来年もしオリンピックが開催されれば更なるサイバー攻撃がされるでしょう。
各社強固な対策&ユーザーもフィッシングやウイルスなど気をつけていきましょう👍#ガーミンの中の人ありがとう pic.twitter.com/qQOWhaIDUD

— 晴輝∞ジョガー&ランニングbot (@haruki860528) July 27, 2020

順次リカバリ中？
メッセージは出てるけど、過去のデータ見れるし、障害後の走行データアップできてるっぽい。リカバリお疲れ様です #Garmin pic.twitter.com/ODQywJzeA7

— tsurumi (@gs263) July 27, 2020

復旧状況は？

このように部分的に復旧しつつあるガーミン・コネクトだが、海外本家公式サイトではその復旧状況を随時更新しているページがある。それがこちら→ Garmin：System Status

この記事を書いている時点では、上画像のような状況となっている。「Garmin Connect」の項目には「Limited」マークがついている。機能限定で利用可能な状況となっている。

現時点（日本時間7/27 15:00）、復旧して利用可能となっているサービス・機能は、

1. Activity Details & Uploads（データの閲覧とアップロード）
2. Device Registration（使用デバイスの登録）
3. Dashboard（ダッシュボード）
4. Incident Detection & Assistance（事故情報の連絡など）
5. Reports（レポート）
6. Segments（セグメント）

ガーミン社によれば、これまでにアップロードされたユーザーのデータなどは特に今回の事件の影響は受けておらず無事なままのもよう。