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ロレンツォ・フィンが2027年にレッドブルの一軍昇格へ。グランツール初出場にも意欲
2026年のジロ・ネクストジェンとツール・ド・ラヴニールの両方で総合優勝を果たしたイタリアの超新星がついに来年からワールドツアーデビューとなる。
今年までRed Bull-BORA-hansgroheの育成チームで走っていた19歳のイタリアのホープ、ロレンツォ・フィンが、2027年からワールドチームのRed Bull-BORA-hansgroheへ昇格することが発表された。
これはかねてから計画されていた予定通りの動きとなる。
ロレンツォ・フィンは2024年クラブチームのTeam GRENKE – Auto Ederに加入。その後はRed Bull-BORA-hansgroheの育成チームでコンチネンタルチームのRed Bull-BORA-hansgrohe Rookiesで2年間を過ごしてきた。今年の12月で20歳となる。
2026年は上述のように若手のレースとしては最も重要とも言えるジロ・ネクスト・ジェンとツール・ド・ラヴニールで総合優勝。
→ポール・セクサスのライバル?19歳のイタリアの超新星ロレンツォ・フィンがジロ・ネクスト・ジェンで総合優勝
さらにはモンレアルの世界選手権の男子エリートロードのイタリア代表にも選出されて出場し完走。
そしてシーズン終盤のジロ・デッレミリアでは11位に入り、エリートカテゴリーでも十分通用する実力を見せた。
ポガチャルやレムコなどの下の世代(20歳前後)ではメキシコのイサーク・デル・トロ、フランスのポール・セクサスという2人の超新星がロードレース界を沸かせているが、来年からついにイタリアが待ち望んだ超新星がそこに加わりそうだ。
ロレンツォ・フィンについては2026年にワールドチーム昇格という話もあった。しかしU23カテゴリーでもう1年走るという判断をしていた。
そのように早期昇格という判断を見送ったことについてフィンは正しかったと振り返る。
特にステージレースでは不足している部分があったため、目先の結果よりも成長を確かめることを優先していたと語る。力が伸びたことで結果もついてきたと捉えており、自身の成長過程に手応えを感じているようだ。
2027年からのワールドチーム昇格、そしてワールドツアーデビューに向けて準備は100%できたと話す。
フィンが将来の夢として挙げるのはツール・ド・フランス。母国のジロ・デ・イタリアにも強い憧れがあり、グランツールそのものが大きな刺激になると話す。
そして2027年はさっそく3週間のレースを経験したい意向を示す。ただし、現時点でグランツール出場が確定というわけでもないし、シーズン初戦なども未定だ。
また、世界選手権にも関心を寄せている。2027年の世界選手権はクライマー向け。彼自身の特性に合い、今年のモンレアル大会よりも適していると考えている。
一方でワールドツアー初年度という点ではフィンは自らに過度なプレッシャーをかけない方針だ。まずはワールドツアーで闘うのに必要なレベルを把握し、シーズンを通じて成長しながらチームに貢献したいと語る。
デル・トロ、セクサス、そしてフィン。この3人でグランツールの覇権を争う時代がやってくるか?