Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
来年のジロ・デ・イタリアには、エトナ火山の火口(クレーター)を走るヤバイルートが登場するかもしれない。
情報源:Giro d’Italia could ‘lick the craters’ of Mount Etna with higher 2,860m summit finish atop volcano
Ciò che non hai mai visto lo trovi dove non sei mai stato…alle #Eolie! #Etna #isoleeolie @NatGeoPhotos pic.twitter.com/DTxuGOAufo
— SocialEolie (@SocialEolie) March 25, 2015
イタリアのヒーロー、ヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)の故郷近くにイタリアを代表する火山のエトナ山がある。最近、イタリアの技術者Fabio La Ferlaが、その山頂に至る道で「走れる」道を発見したもよう。
Fabio La Ferlaは、バーレーン・マクラーレンのダミナーノ・カルーゾ(Damiano Caruso)たち屈強なライダーで実際に試走し、「これはイケる」と確信。その際、カルーゾたちは途中からグラベルバイクに乗り換えてその道を走り、火山を制覇したもよう。
なんでもそのルートは長さ8.6㎞で平均斜度11.8%。そして最大で24%。幅は5m。大観衆が両サイドにいればえらいことになる道幅である。
Fantastica! complimenti a TestaVeronica per lo scatto #etna #etnalive #parossismo #eruption #volcanoeruption #world pic.twitter.com/GJujE06UF8
— EtnaLive (@EtnaLive) December 4, 2015
問題は火山ということで、噴火の危険性があるかどうか、そして標高が高いために天候が急変する恐れがあることである。だが、統計的には、来年などのジロの期間中は比較的安定した状態となるらしい。
すでにFabio La Ferlaもジロ主催者側に対してこのルートの採用を働きかけているようだ。そしてエトナ山のある地元自治体もをれを後押ししているもよう。
もしこの新ルートが採用されれば、ジロ史上の最高となる標高2860mの山岳ステージとなる。今はジロ名物ステルヴィオの2758mが最高であるが、それを上回ることになる。
また仮に正式採用された場合は、その自然環境の独特さと貴重さゆえに、リフトが設置されている場所から上の地点は、観客や車の侵入は禁止される可能性があるかもしれない。チームカーも通れず、モーターバイクのサポートだけが許される場合もあり得るかもしれないとのこと。