50歳の大ベテラン、ダヴィデ・レベリンが今年かぎりでの引退を表明
50歳のベテランのダヴィデ・レベリンが、今シーズン限りでの引退を表明
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今年の8月で51歳になる大ベテランのイタリア人選手ダヴィデ・レベリン(Davide Rebellin)。しかしついに30年にわたるキャリアの幕を下ろすことを発表。
情報源:Davide Rebellin, el gran abuelo del pelotón se ‘cuela’ en la Challenge: “2022 es mi último curso”
レベリンは当初2021年いっぱいでの引退も考えていたのだが、昨年に脚を骨折。そのまま引退となるような不完全燃焼はイヤだということで、2022年も現役を続行することを決断していた。
そして今回、今シーズンが現役最後のシーズンとなることを発表した。50歳になっても「ただレースで走る」のではなく、できるかぎり上位を狙うという意志は変わらない。
現在はチームWork Service-Machiol Vegaに所属していて、終わったばかりのチャレンジ・マヨルカにも出場していた。
レベリンがプロになったのは1992年。今のロードレースシーンを席巻する若い世代、たとえばタデイ・ポガチャル、マチュー・ファン・デル・プール、ワウト・ファン・アールト、トム・ピドコック、レムコ・エヴェネプールといった選手らが生まれる前の話だ。すごい
そんなレベリンは特に2000年代前半に輝かしい実績を残している。たとえば、
- フレッシュ・ワロンヌを2004、2007、2009と優勝
- アムステル・ゴールド・レース優勝(2004)
- ティレーノ〜アドリアティコ (2001)
- パリ〜ニース (2008)
といった成績だ。1996年のジロ・デ・イタリア第7ステージではステージ優勝をあげ、その後第12ステージ終了まではマリア・ローザをキープしていたこともある。