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BMCからその頂点に君臨するロードバイク、Teammachine SLR Mpcが発表された。既存のTeammachineシリーズの特別版かつ最高級モデルだ。
BMCスイス本国公式:Teammachine SLR Mpcの特集ページ
参考:BMC Teammachine SLR Mpc aero road bike is a hand-built Swiss carbon Masterpiece
Teammachine SLR MpcのMpcとは、Masterpiece(マスターピース:傑作のこと)を意味する。
一体どこが既存のTeammachineシリーズと異なる傑作なのかというと、決定的な違いは職人の手作業で作られるモデルだということと、これまで開発してきた技術を惜しげもなくつぎ込んだこと。コスト度外視で作っているとも言えるだろうか。
外観上は、パッと見ただけでは「真っ黒なだけ」と見える。だが各種チューブの形状が既存のものより少し変化している。
現行のTeammachine SLR01 ONE 2022と見比べると、チューブ形状が若干カクカクというか角張っているように見える。
シートチューブも快適性とエアロ性能を向上させるため、通常のものとは少し異なる形状にしているとのこと。シートステーもより細く、そしてよりワイドになっている。
重量はこれまで1179g(フォーク込)だったものより軽くなっている。これには塗装なしで真っ黒というのも寄与していることだろう。
加えて剛性も通常のものより高い。ただ上述のように快適性も向上させているのでトータルでは走りにくいというのは感じないのかもしれない。
フレームセットだけの価格は$12,000(フレーム、フォーク、シートポスト、ワンピース構造のコクピットシステム。ただヘッドセットがつくかどうかは不明)。日本円で約156万円。フレームセットだけでね。
この特別なバイクは、ユーザーごとに採寸し様々なオプションを検討した上で注文することが前提となっているため、少し買い方が通常の買い物とは異なる。購入方法を簡単に説明すると次の3つ。
・本国スイスの本部に行って採寸と注文
・韓国、スイス、フランス、ドイツにあるBMCのマスターピースショールームで採寸と注文
・BMCの公式取扱店に行って採寸と注文
まずはお近くのBMC取扱店に行って相談するのがベストだろう。