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UCIが来年度のワールドチームとして、そしてその1つ下のカテゴリーであるProTeamとして活動するためのライセンスを申請したチームを発表した。
目次
しかしその中にはマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)が移籍すると思われるフランスのあのチームの名前がない。もちろんそのチームはB&B Hotels – KTMだ。同チームのツイッターでこの件について報告がなされている。
🗞️ Communiqué de Presse du @BBHOTELS_KTM en réponse à la publication de la liste provisoire des équipes candidates à la catégorie UCI ProTeam.
— B&B HOTELS – KTM (@BBHOTELS_KTM) October 19, 2022
📸 @FRJ_studio#MenInGlaz | #ThereIsNoTry https://t.co/CGHtJFGipQ pic.twitter.com/GgFi8TYHPw
同チームは来年度からパリ市と提携し、さらにおそらく新しいスポンサーを加えて(CarrefourまたはフランスのAmazon?)、チーム名も一新して新体制でのスタートとなるとされている。
法律的にもそれはいろいろな手続きが必要となる。様々な権利義務の内容・その帰属先の変更が伴うからだ。ライセンス申請にはそうした手続きに関する書類も必要だが、上のツイートには、それらの作成に時間がかかっており、UCIの申請期限に間に合わなかったと書かれている。
なおUCIのライセンス申請期限は第1期限と第2期限と大きくわかれている。今回は第1期限に間に合わなかったということで、第2期限までに揃えて提出し、UCIの審査を経て問題ないとなればライセンス発行となる。実際、これまでもこの第1期限に間に合わないチームが1つ2つは存在することが多い。
あくまで今回の第1期限までに申請が間に合ったチームだけであるが、UCIが発表したのは次の通り。
注目はノルウェーのチームで来年度にアレクサンダー・クリストフ(Alexander Kristoff)らが加わるUNO-X、そしてLotto Dstny、Israel-PremierTech、Alpecin-Deceuninck、Arkéa-Samsicあたりがどうなるか。
上述のようにB&B Hotels – KTMの名前はない。
Q36.5というチームは、今年引退したヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)が関わるチームだ。それについては、次の過去記事を読んでほしい。
またTUDOR PRO CYCLING TEAMについては、あのスイス人レジェンドのファビアン・カンチェラーラ(Fabian Cancellara)が関与する新チームだ。次の記事を見て欲しい。
【ファン待望?】ついにファビアン・カンチェラーラがチームを創設。スイスレーシングアカデミーが名称を変えて「Tudor Pro Cycling Team」へ。
現在ワールドチームのHuman Powered Healthの名前がないが、こちらも手続きが遅れているというだけの話。次の第2期限には申請してくるだろう。
このうち1~13までのチームが、今年もワールドチームで来年度に向けてそのライセンスの「更新」を申請したチーム。残り14~15の3チームがこれまでワールドチームではなかったチームで、新しくワールドチームとしてのライセンスを申請したチームだ。
今の時点で合計16チームで、上Human Powered Healthも加えると17チームだが、来年度の女子ワールドチームはチーム数が15とすでに決まっているので(Human Powered Healthが間に合った場合)2つのチームが落ちることになる。