【ワールドカップ】満身創痍のピドコック。Overijseシクロでトラブル続きで勝利を逃す

昨日のワールドカップシリーズのOverijse戦に世界王者のトム・ピドコック（Tom Pidcock）が出場。しかし、スタートからすでにメカトラ。さらに靴も壊れ、ついには落車もしてしまうなど不運の満身創痍といった状態に陥った。

そのレースのフル動画をどうぞ。

以下、スタート直後のトラブルを見ていく。

まずスタート前は上のように前方に位置している。

しかしスタート直後のダッシュではもうすでに集団前方に彼の姿はない。一体どこに？

あああああああ！この位置！

画像でわかるだろうか、この瞬間で彼は下を向いて足元を見ている。チェーンかリアメカにトラブルか？

レース後にピドコック曰く、「この瞬間、今日はハードな1日になると思ったわ」。

さらに彼が言うには、シューズもレース中に壊れたらしい。

それでも途中までトップで走り続けてる凄さ。そんなピドコックだが最後に落車となる。その動画をどうぞ。

この落車により追走のMichael Vanthourenhoutにトップを奪われてしまった。このMichael Vanthourenhoutがそのまま力強く走り続け、ピドコックの追撃を寄せ付けず優勝する。

ピドコックはレース後に次のように話す。

“In the start I had a gear shift problem and I had to chase, also my shoe had come loose and it was difficult to ride,”

Michael Vanthourenhout beats Tom Pidcock in muddy thriller at World Cup Overijse

訳「スタートで変速トラブルのせいで後方に下がってしまったんやけど、シューズも壊れてしめつけがガバガバになってしまって走るのが難しかったわ」