Canyonからチタンフレームのバイクが登場か？

マチュー・ファン・デル・プール（Mathieu van der Poel）のアルペシン・ドゥクーニンク（Alpecin-Deceuninck）などが使うドイツブランドのCanyonが、アメリカのチタン素材の専門企業IperionXと業務提携したことが発表された。

情報源：Is Canyon going to make a titanium bike?

アメリカのチタン素材を得意とする企業IperionXとの提携ということで、当然チタンを使ったフレームやコンポーネントが今後Canyonから販売されるであろうと予想される。

IperionXは、100％リサイクル可能で二酸化炭素（CO2）排出量の低いチタン素材を扱うことに長けているため、今流行りのサステイナブル（持続可能）な企業活動を展開することができる。これがCanyon側の狙いだ。

低CO2排出量のチタンについては、日本製鉄がそれを開発し、ラグジュアリーなアウトドアブランドで有名なスノーピークにそれを供給している。日本製鉄は不要となったチタンを主原料に使い、製錬時のCO2排出量を5割以上削減することに成功したとのことだ。

おそらくIperionXが扱うチタンもそのような感じなのだろう。

すでに両者は密接に協働しつつあり、3Dプリンタを使った新バイクや新パーツのプロトタイプ品の開発・作成を目標としているようだ。