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今春のリエージュで落車し手首を骨折したタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)。だが先日にはスペインのチームトレーニングキャンプでチームメイトらと走るなど順調な回復ぶりを見せている。
そんなポガチャルは例年どおり母国のツアー・オブ・スロベニアに出場するかもと言われていたが、記者会見で今年はそれに出場せずトレーニングをスペインで続け、スロベニア選手権での2日間だけをツール前の準備レースとして使う方針だと明らかにした。
情報源:Tadej Pogacar confirms just two race days to prepare for 2023 Tour de France
ポガチャルはスロベニア選手権のロードレースと個人TTに出場する予定。
ツール前にそれだけで大丈夫なのかとも思われるが、ポガチャルはレースと同様の強度でトレーニングできるので問題ないという内容のコメントをしている。今後はロングライドとインターバルトレーニングに注力するようだ。またツールなどのグランツールには肉体がよりフレッシュな状態もほうがいいこともあるため、ツール前に余計な疲れを残さないというメリットもあるという趣旨のことも述べる。
そして6月11日にはツール制覇の鍵となるいくつかのステージについて下見・試走を行うようだ。
手首の状態については日々よくなっているとのこと。今後の検査の結果次第では、より手首に負担をかけても大丈夫ということになるだろうし、まだしばらくは手首にちょっとしたサポートをつけなければならないこともあるだろう。
それでも、
“Hopefully, I’ll be at 100%. Maybe the wrist will not be at 100% but I think the legs can be because you don’t need a wrist to train the legs. We will see that when the Tour goes, but I think I will enjoy it in any case.”
訳「たぶんツールには100%の状態になってるはず。手首は100%じゃなかったとしても、脚の状態は100%になってると思う。脚のトレーニングに手首関係ないからね。ツールでどうなるかはやってみないとわからんけど、どんな場合でもツールを楽しみたいね」
と語る。
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