ポガチャルが外でトレーニング復帰

今年のロンド・ファン・フランデレンを制したタデイ・ポガチャル（Tadej Pogačar）。それに続いてアムステル・ゴールド・レース、そしてフレッシュ・ワロンヌと連勝。アルデンヌ・クラシック完全制覇という偉業に向けてあとはモニュメントのリエージュだけとなったが、そのリエージュの前半で落車し骨折、即時リタイアとなった。覚えているファンは多いだろう。

過去記事：雨の2023リエージュはポガチャルが落車リタイア！クイックステップが完全支配！その感想・ハイライト動画・結果

そんなポガチャルだが、ついに外でのバイクトレーニングを再開。下の本人のインスタでその様子が投稿されている。

情報源：Tadej Pogacar back training on the road at UAE Team Emirates camp

ポガチャルは、チームメイトたちと合流しトレーニングに参加。そのグループは、ツール前哨戦と言われる2つの大会、クリテリウム・デュ・ドーフィネとツール・ド・スイスに出場するための調整をしているグループだ。

ポガチャルはそのグループといっしょにスペインのシエラネバダでトレーニングをしているが、ポガチャルがドーフィネやスイスに出るわけではないようだ。というのも、ポガチャルはこれから母国スロベニアで、ツール・ド・スロベニアに出場すると思われるからだ。2021年、2022年と続けて出場している。やはり母国でのイベントを優先ということだろう。ただ、今年もスロベニアに参戦するとは現時点で発表されていない。これは怪我の影響だろう。

またポガチャルの最大のライバル、ヨナス・ヴィンゲゴー（Jonas Vingegaard）も、ユンボ・ヴィズマのチームメイトとともに同じくシエラネバダでトレーニングをしているもよう。

そのユンボの面々は、ワウト・ファン・アールト（Wout van Aert）、ティシュ・ベノート（Tiesj Benoot）、ディラン・ファン・バールレ（Dylan van Baarle）、ウィルコ・ケルデルマン（Wilco Kelderman）、ネイサン・ファン・フーイドンク（Nathan Van Hooydonck）、クリストフ・ラポルト（Christophe Laporte）、そしてステフェン・クライスヴァイク（Steven Kruijswijk）とのこと。