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プロトンの中でも小柄な選手の1人でベテランクライマーといえば、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(Domenico Pozzovivo)。今年の11月で41歳となるが、まだまだクライマーとしての実力はポガチャルなどの化け物には及ばないものの、普通の選手には負けない強さを持つ。かつてはイタリアンレジェンドのヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)のアシストも務めていた。
そんなポッツォヴィーヴォは昨年はアンテル・マルシェで走っていた。そして昨年末からは移籍先を探すのに苦労し、現在のイスラエル・プレミアテックに移籍できたのは今年の3月になってから。だがその後はコロナ感染と落車による大怪我などで今年はまともにレースができていなかった。先日のイル・ロンバルディアの前哨戦ジロ・デッレミリアでようやくレースに復帰できた。
レースに出られなかった以上、選手としては自分の存在価値をチームにも世間にも示すことができなかった。そんな難しい今シーズンだったが、やはり現時点で来年度の契約はないようだ。そんな状況を踏まえて、ポッツォヴィーヴォは「10月に新しい契約ができなければ引退する」と覚悟を決める。
情報源:Domenico Pozzovivo sets October deadline for a new contract or retirement
今回の情報源記事での彼の話ぶりをみると、契約のオファーの可能性は完全なゼロではない感じだが、話がまとまるかどうかは不明。だが仮に新しい契約に成功すれば、まだまだ自分は戦える力があるとの自信を持っているようだ。🐷が好きな選手だけに50歳まで現役を続けてほしい。