まもなくVan Ryselの新型エアロロードRCR-Fが登場か
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今年とつぜんの覚醒を果たしたチームといえば、なんといってもDecathlon AG2R La Mondialeだろう。その躍進の要因の1つには機材の進歩、特に今年からスポンサーとなったDecathlonが展開するバイクブランドVan Ryselが作るバイクの性能の良さがあるとよく言われる。
そのVan Ryselからそろそろ新型エアロロードバイクのRCR-Fが登場するようだ。
情報源:Coming soon! Van Rysel RCR-F “setting a new standard for aero bikes”… says Van Rysel
このVan Rysel公式インスタによるとRCR-F以外にも、RCR-X、RCRーRの2つも開発されており、合計3種類の新型バイクが来年登場するもよう。
まずRCR-Fは新型エアロロードバイクであり、主に平坦ステージや石畳系クラシックなどで使われることになるだろう。ホイールは見ての通りスイスの有名ホイールブランドでエアロ性能研究の専門業者でもあるSwiss Side。そしておそらくこのSwiss Sideとコラボしてバイク全体の研究・開発がなされているのだろう。
このRCR-Fの性能だが、下のRCR-Rと比べて13ワット有利だというのがVan Rysel側の主張らしい。どんな状況下での比較なのかは不明。
RCR-Fの特徴としてエアロ性能もあるがスプリントでの強さもあるようだ。Van Ryselは「スプリントを支配する」ために設計されたとも語っているからだ。剛性もしっかり確保されているのではないか。
現行のRCR-Proと新型RCR-Fを比べてみよう。次の画像を見て欲しい。
下のRCR-Fは上の現行RCR Proと比べると全体的に太くマッチョになっている感じがする。シートチューブ、はもちろんダウンチューブ、シートステー、そしてヘッドチューブも太いように見える。
またフォークのクラウン部分の形状も少し異なっているように見える。RCR-Fのほうがやはり空力的に有利なようにデザインされているか?
あとはヘッドチューブが太くなった影響か、ステムとトップチューブとの接合部分もかなり太くなっている。
次にRCR-Rだがこちらはクライマー好みの軽量バイクとなるもよう。グランツールの山岳ステージやアルデンヌ・クラシックで活躍するだろう。
最後にRCR-Xだがこちらはタイムトライアルバイクとなる。