レビュー
Rapha



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2025リエージュでレムコに何があったのか?レース後のレムコのコメント
昨夜の2025リエージュ~バストーニュ~リエージュも、直近三年と同様に残り35kmで登場したコート・ド・ラ・ルドゥット(Côte de la Redoute)の登りが決定的な勝負の分かれ目となった。
そこでタデイ・ポガチャルがシッティングのままいきなり加速し、ベン・ヒーリー、ジュリアン・アラフィリップ、トム・ピドコックたちの有力選手を置き去りにして独走を始めた。
そんな中でそもそもその登りで集団前方からかなり離れていたレムコ・エヴェネプールはポガチャルの加速に全く反応できず、追走集団に残るのがやっという感じでフィニッシュ。なぜレムコはコート・ド・ラ・ルドゥットの登り口で集団前方にいなかったのか、彼に一体何があったのか?
情報源:Remco Evenepoel komt als 59ste binnen: “Hij wilde absoluut niet meer in beeld”
レース後にレムコは、「自分はロボットではない」と話し、同時に「全能さを自分に期待するのは間違い」だと言う。
上述コート・ド・ラ・ルドゥットで集団前方にいなかったのは、「すでにそのとき自分の日ではないなと感じていた」と言う。やはり脚と体力がかなり削られていたようで、だいぶ脚が重かったらしい。その結果としてのそのポジションだったと話す。
そして今回遅れた原因については、「みんなは冬の間ずっとしっかりとトレーニングしてきたが、自分は骨折からの復帰で1ヶ月しかトレーニングできなかった」と述べてトレーニングが十分ではなかったと考えているようだ。また体調不良ではないことも明らかにしている。
アムステル・ゴールド・レースにしろリエージュ~バストーニュ~リエージュにしろ長時間のレースだったのでトレーニング不足の影響が大きく出たのだろう。
またこれからについても日々調子を見ながら注意深く物事を進めていき、長時間戦える体を作り上げていくと話す。