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2025ジロ・デ・イタリア第3ステージ

2025ジロ第3ステージはピーダスンとLidl-Trekが有言実行!そのレビュー、結果、ハイライト動画

2025ジロ・デ・イタリア第3ステージもLidl-Trekがレースを支配。マッズ・ピーダスンがマリア・ローザをログリッチから取り返すことに成功。

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アルバニアから始まった今年のジロだが第3ステージで同国からお別れし、いよいよイタリアへ戻ることとなる。そんなアルバニア最終日は単純なスプリントステージにはならなさそうな、ひねりを加えたおもしろいコースが用意された。

残り50kmあたりに2級山岳があり、数値的にはわりとしんどい登り。だがその山頂からは長い下りからの平坦基調というコースだ。

前日の第2ステージでマリア・ローザを奪われたマッズ・ピーダスンとLidl-Trek勢はこの第3ステージでピンクを奪い返すと宣言していただけにこのステージもLidl-Trek勢がレースを完全に支配すると予想された。絶対に逃げきりは許さないだろう。そんな第3ステージのレビュー、結果、ハイライト動画を。

第3ステージのコース

2025Giro d'Italia‏ stage 03 course profile

コースプレビューと優勝予想は、「2025ジロ第3ステージのコースプレビューと優勝予想」でどうぞ。

感想・ハイライト

黒い獣がプロトンにアタック!

石畳!

二級山岳は思ってたよりも・・・

本日最大の難所と思われた二級山岳だが結論から言うと特に勝負へ向けた動きはなかった。その理由は2つだろうか。

1つは予想通りにLidl-Trekがしっかりとプロトンを完全にコントロールしたこと。

2つ目は逃げていたぺリョ・ビルバオとロレンツォ・フォルトゥナートの二人とプロトンとの差が1分以内に詰まっていたという状況では、プロトンがフィニッシュライン前に彼らを吸収するのも確実で、そうなれば最後はスプリント勝負になるのが予想されるので誰も無駄に動こうとしなかったこと。

というわけで思っていたよりも何も起きなかった。その後の長い下りも特に危険なアクシデントもなかったように思われる。そしてLidl-Trek牽引のプロトンはやはり残り20kmをきると逃げの2名を吸収し、フィニッシュへ突入していく。

ラスト3kmの動画:チッコーネ、ヴァチェック、そしてピーダスン!

ピーダスンとLidl-Trekが有言実行!

この日も本来ならエースクライマーのジュリア・チッコーネがスプリントトレインを牽引。そのチッコーネから新人賞ジャージを着るマティアス・ヴァチェクへ、そして最後はマッズ・ピーダスン!

この勝利によってマッズ・ピーダスンがボーナスタイムを得て、マリア・ローザをプリモシュ・ログリッチが奪還することに成功。

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

1Mads Pedersen Lidl – Trek1位との差
2Corbin Strong Israel – Premier Tech,,
3Orluis Aular Movistar Team,,
4Smith rivera Brandon INEOS Grenadiers,,
5Edoardo Zambanini Bahrain – Victorious,,
6Stefano Oldani Cofidis,,
7Andrea Vendrame Decathlon AG2R La Mondiale Team,,
8Filippo FiorelliVF Group – Bardiani CSF – Faizanè,,
9Christian ScaroniXDS Astana Team ,,
10Davide De PrettoTeam Jayco AlUla ,,

総合トップ10

1Mads Pedersen Lidl – Trek1位との差
2Primož Roglič Red Bull – BORA – hansgrohe0:09
3Mathias Vacek Lidl – Trek0:14
4Brandon Mcnulty UAE Team Emirates – XRG0:21
5Juan Ayuso UAE Team Emirates – XRG0:25
6Isaac del Toro UAE Team Emirates – XRG0:26
7Max Poole Team Picnic PostNL0:33
8Antonio Tiberi Bahrain – Victorious0:34
9Michael Storer Tudor Pro Cycling Team0:36
10Giulio Pellizzari Red Bull – BORA – hansgrohe0:40

各賞1位

総合1位Mads Pedersen(Lidl – Trek )
ポイント賞1位Mads Pedersen(Lidl – Trek )
山岳賞1位Lorenzo Fortunato(XDS Astana Team)
新人賞1位Mathias Vacek(Lidl – Trek )


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piginwired
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2 Comments

  1. Lidl-Trekはきっちり仕事をこなして首尾よくピーダスンがマリアローザを取り戻しましたが、一方でRed Bull-BORA-hansgroheの省エネぶりと言ったら…
    パトリック・コンラットが先頭を引き始めると、サム・ベネットやカーデン・グローブスなどのスプリンターが次々に脱落していったので、2級山岳の登りに入る前の級がついてない登りでスプリンターはすでに消耗していたようですね。

    • ログリッチとレッドブルは現段階ではまだまだ本気でピンクをキープしようとは思ってなさそうブヒね。しっかりとメリハリをつけて走ってそう。
      いよいよ今日はまさにピュアスプリンターのための1日だから、Lidl-Trek以外のスプリンターチームがどう動くのか楽しみブヒね。

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